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中井浩一 正しく読み、深く考える 日本語論理トレーニングの著者【講演CD:日本語論理トレーニングで思考力を鍛える】

出版社 暦日会、パワーレクチャー

再生時間 01:11:06

添付資料 なし

販売開始日 2009/8/8

トラック数 3

購入音源の倍速版 なし(アプリでの倍速再生は可能です)

作品紹介

論理的思考力を養成されないと言われる日本。日本人に足りない能力と、そのトレーニング法に迫ります。


中井浩一氏は近著「日本語論理トレーニング」
に対する読者の反響から話を始め、論理の問題と国語教育論を展開した。
まず外資系企業に務めるサラリーマンの手紙から・・・
「勤務しているコンサルタント会社ではディスカッションが中心だが、
ここで日本人は外国人に全く歯が立たずダメなのは何故なのか。
また子供が通う日本の小学校の先生と話していると論理性のなさに愕然とする」と。
その上で日本では如何に論理教育がなされていないかを慨嘆する内容という。
それを踏まえて中井氏は「小学校だけでなく
大学でも論理教育がされていないし、
日本では考えることを教育する場がない」と指摘する。
小中高での国語教育は文学教育で小説ばかりを引用、
それも「実質的には道徳教育だ」と言い切る。
問いに対してただ答えを覚えるだけで
「答えが出てくるプロセスを考える必要がない」ことが問題という。
ものごとには光と影、裏と表があり、
それを見抜いて立体的に考える力が足りないとも。
それには異なった意見を出しにくいという
日本独特の「村社会」の存在を挙げた。
今後は次に向けて根本的な「問いかけ」を如何につくれるかが大事で、
その段階で初めて論理の必要性が前面に出てくると分析。
そこで論理能力のある人とは、きちっと報告が出来て
会議でも問題提起の出来る人だという。
論理能力を高めるトレーニング方法では男と女、保守と革新など「対」にある
正反対の関係を見抜ける力が必要と説いた。

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