作品紹介
★続々重版決定。発売半年5刷出来★
「新しい資本主義を考えるヒントがここにある。」
——川邊健太郎(Zホールディングス株式会社代表取締役社長・Co-CEO)
「メディアで"エコノミスト"の言ってることが
ワケわからない、と思ったことはありませんか。
僕はいつもそうです。
そういう人が、自分で経済を考えられる本です。」
——小島武仁(経済学者・東京大学教授)
——
お金を取っ払って「人」を見れば、
とたんに経済はシンプルになる。
誰が働いて、誰が幸せになるのか?
専門用語も計算式も出てこない、
誰でも最後まで読み通せる
「やさしい経済の入門書」です。
——
ゴールドマン・サックスという会社で働くことになって、
経済について考えるようになった。
そこでは、日本政府の借金である日本国債などを扱う
金利トレーディングという仕事をしてきた。
取引相手は、銀行や保険会社などの金融機関や、
世界中のヘッジファンドだった。
一度の取引量は数百億円から数千億円におよんだ。
このトレーディングの仕事では、
経済を見誤ることは命取りになる。
16年間そういう仕事をしながら、
「お金」のことをとことん考えてきた。
自分の頭で考えるときに
経済の「専門用語」は必要なかった。
専門家が専門用語を使うのは、
相手をごまかそうとするときだ。
自分をごまかしながら考える人はいない。
経済の話が難しく感じるのは、
決してあなたのせいではない。
専門用語を使わなければ、
誰もが同じスタートラインに立って考えることができる。
だからこの本では専門用語や
難しい数式を一切使っていない。
出てくる数式は、足し算と引き算くらいだ。
——
「僕たちの暮らす社会は、一人ひとりが支え合っている」
資本主義のど真ん中にいた僕がこんな話を始めたら、
あなたは眉をひそめて、僕の腹の内を探るかもしれない。
きれいごとを並べて、自分をダマそうと
何かを企んでいるのではないかと。
でも、道徳の話をしているのではない。
これは経済の話だ。
資本主義ど真ん中の会社で働いてみて僕は確信した。
経済は、お金ではなく人を中心に考えないといけない。
純粋に経済を突き詰めて考えたときに見えてきたのは、
お金ではなく「人」だった。
——
本書の最後では、ある「謎」を一緒に考えてもらいたい。
この謎は答えがまだ見つかっていない。
僕がこの本を書いた動機がそこにある。
なるべく多くの人にその謎を考えてほしいと思っている。
そして、あなたにこう感じてもらいたいと思って、
僕はこの本を書いた。
「経済の問題は、専門家だけに任せるものではない。
自分も考えよう。そのほうが
未来の社会はずっと良くなる」と。
——もくじ——
「社会」は、 あなたの財布の外にある。
第1話 なぜ、紙幣をコピーしてはいけないのか?
第2話 なぜ、家の外ではお金を使うのか?
第3話 価格があるのに、価値がないものは何か?
第4話 お金が偉いのか、働く人が偉いのか?
「社会の財布」には 外側がない。
第5話 預金が多い国がお金持ちとは言えないのはなぜか?
第6話 投資とギャンブルは何が違うのか?
第7話 経済が成長しないと生活は苦しくなるのか?
社会全体の問題は お金で解決できない。
第8話 貿易黒字でも、生活が豊かにならないのはなぜか?
第9話 お金を印刷し過ぎるから、モノの価格が上がるのだろうか?
第10話 なぜ、大量に借金しても潰れない国があるのか?
最終話 未来のために、お金を増やす意味はあるのか?
おわりに 「僕たちの輪」はどうすれば広がるのか?
「新しい資本主義を考えるヒントがここにある。」
——川邊健太郎(Zホールディングス株式会社代表取締役社長・Co-CEO)
「メディアで"エコノミスト"の言ってることが
ワケわからない、と思ったことはありませんか。
僕はいつもそうです。
そういう人が、自分で経済を考えられる本です。」
——小島武仁(経済学者・東京大学教授)
——
お金を取っ払って「人」を見れば、
とたんに経済はシンプルになる。
誰が働いて、誰が幸せになるのか?
専門用語も計算式も出てこない、
誰でも最後まで読み通せる
「やさしい経済の入門書」です。
——
ゴールドマン・サックスという会社で働くことになって、
経済について考えるようになった。
そこでは、日本政府の借金である日本国債などを扱う
金利トレーディングという仕事をしてきた。
取引相手は、銀行や保険会社などの金融機関や、
世界中のヘッジファンドだった。
一度の取引量は数百億円から数千億円におよんだ。
このトレーディングの仕事では、
経済を見誤ることは命取りになる。
16年間そういう仕事をしながら、
「お金」のことをとことん考えてきた。
自分の頭で考えるときに
経済の「専門用語」は必要なかった。
専門家が専門用語を使うのは、
相手をごまかそうとするときだ。
自分をごまかしながら考える人はいない。
経済の話が難しく感じるのは、
決してあなたのせいではない。
専門用語を使わなければ、
誰もが同じスタートラインに立って考えることができる。
だからこの本では専門用語や
難しい数式を一切使っていない。
出てくる数式は、足し算と引き算くらいだ。
——
「僕たちの暮らす社会は、一人ひとりが支え合っている」
資本主義のど真ん中にいた僕がこんな話を始めたら、
あなたは眉をひそめて、僕の腹の内を探るかもしれない。
きれいごとを並べて、自分をダマそうと
何かを企んでいるのではないかと。
でも、道徳の話をしているのではない。
これは経済の話だ。
資本主義ど真ん中の会社で働いてみて僕は確信した。
経済は、お金ではなく人を中心に考えないといけない。
純粋に経済を突き詰めて考えたときに見えてきたのは、
お金ではなく「人」だった。
——
本書の最後では、ある「謎」を一緒に考えてもらいたい。
この謎は答えがまだ見つかっていない。
僕がこの本を書いた動機がそこにある。
なるべく多くの人にその謎を考えてほしいと思っている。
そして、あなたにこう感じてもらいたいと思って、
僕はこの本を書いた。
「経済の問題は、専門家だけに任せるものではない。
自分も考えよう。そのほうが
未来の社会はずっと良くなる」と。
——もくじ——
「社会」は、 あなたの財布の外にある。
第1話 なぜ、紙幣をコピーしてはいけないのか?
第2話 なぜ、家の外ではお金を使うのか?
第3話 価格があるのに、価値がないものは何か?
第4話 お金が偉いのか、働く人が偉いのか?
「社会の財布」には 外側がない。
第5話 預金が多い国がお金持ちとは言えないのはなぜか?
第6話 投資とギャンブルは何が違うのか?
第7話 経済が成長しないと生活は苦しくなるのか?
社会全体の問題は お金で解決できない。
第8話 貿易黒字でも、生活が豊かにならないのはなぜか?
第9話 お金を印刷し過ぎるから、モノの価格が上がるのだろうか?
第10話 なぜ、大量に借金しても潰れない国があるのか?
最終話 未来のために、お金を増やす意味はあるのか?
おわりに 「僕たちの輪」はどうすれば広がるのか?
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