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古市憲寿 絶望の国の幸福な若者たちの著者【講演CD:頼りないのか頼れるのか~「幸せ」と「不安」を抱える若者たちの真実~】

出版社 暦日会、パワーレクチャー

再生時間 01:16:21

添付資料 なし

販売開始日 2012/4/16

トラック数 3

購入音源の倍速版 なし(アプリでの倍速再生は可能です)

作品紹介

古市氏は現在27歳で、近著「絶望の国の幸福な若者たち」が話題を呼び、今や若者代表としてマスコミに頻繁に登場。

昨2011年はアラブの春やニュヨークでの反格差運動など世界の若者が立ち上がった年として記憶されるかも知れない。

日本でも原発問題では若者がデモに参加した。

ただ昨年12月、東京オキュパイ(占拠)運動に参加してみたが20~30代の若者は殆どいなかった。

有楽町の阪急メンズ館のオープンには2日間で10万人が参加したといわれるが、日本では反資本主義より資本主義の魅力が勝っている。

日本の若者が反格差などにリアリティーを感じていないことが大きい。

内閣府の調査では2010年の生活満足度は20代の7割が満足している。
これは高度成長期より高い。

僕自身のリアリティーからみても今の時代はそんなに悪いとは思えない。

経済成長は期待できないが今を楽しめる。
今の若者はあまりカネをかけずに楽しい生活が出来る。

バブル的な幸せではなくても友達との食事など若者に広まっているのは小さな幸せだ。

多くの人が企業社会から離脱しつつあることも事実である。

一つの会社に一生勤めるのではなく生きたいように生きるという考えだ。

日本の幸福な若者は団塊の世代が生み出したインフラを享受できる一方で「絶望」も引き継いでいくことになる。

現代の若者は内向きといわれるが、20代の59%が社会のために貢献したいと思っている。

若者の海外離れでも医大生がカネを出して海外に学校を作るなど海外で働く若者は多い。

若者は友達との関係や通信機器、ファッションなど身近なものにはカネをかける。

若者の幸福度は年々上昇しているが、63%の若者が悩みと不安を感じている。

半分以上の若者が幸福と思うと同時に不安も感じているということだ。

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