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宮本武蔵(7) 芍薬の使者1/芍薬の使者2/四高弟/円座

ナレーター浅科准平

再生時間 01:41:15

添付資料 なし

販売開始日 2015/10/2

トラック数 4

購入音源の倍速版 あり

作品紹介

国民文学作家・吉川英治の代表作『宮本武蔵』の週刊配信を開始!

新聞小説として連載され、かつてないほどの人気を得た吉川英治の「宮本武蔵」を、情緒ある朗読に演出を加えたオーディオブックとしてお届けします。本コンテンツは、ポッドキャスト「週刊宮本武蔵」で配信した2015年6月分をまとめたアーカイブパッケージ版です。


第27話 芍薬の使者(1)
柳生流の大祖・石舟斎宗厳は、八十を超える老人であったが、体は達者で、歳を重ねるごとに品位もついていた。「身を修むる兵法」に基づき、彼はこの戦国の世を無事に過ごしてきたのである。そんな彼のもとには、庄田喜左衛門の誘いにより笛吹きとしてやってきたお通の姿があった。石舟斎は彼女の事をたいそう気に入り、いろいろな教えを授けるのであった。

第28話 芍薬の使者(2)
石舟斎から預かった文と芍薬の一枝を届けるため、お通は伝七郎のいる旅籠を訪れた。文を受け取り、中身を見た伝七郎はつまらなそうな表情を浮かべる。また、芍薬は京にも咲いていると言い、お通につき戻すのだった。強いて押し付けるわけにもいかず、帰路につく事にしたお通は、宿の案内娘・小茶にその芍薬を授け、城へ戻っていった。小茶は受け取った花を武蔵のもとに持っていくと、彼はその切り口を見て、首をかしげるのであった。

第29話 四高弟
柳生家の道場では、庄田喜左衛門が家士たちの厳しい指導にあたっていた。そこへ現れたのは、武蔵からの手紙と芍薬の切枝を届けにやって来た城太郎。武者修行者のために奉公をするつもりはないと一度は拒む庄田であったが、城太郎の上手な口と、師の使命を恥ずかしめない心に感心し、それに免じて手紙を開く。そこには予想外の内容が書かれていた。自分では文意が見出せぬと、道場の者にその意味を聞いてまわる庄田であった。

第30話 円座
庄田からの招待を受け、城を訪れた武蔵は、案内された新陰堂で四高弟たちと酒を酌み交わす事となった。やがて、高弟の一人から、芍薬の枝の切り手が非凡な者であると判断した理由を尋ねられるが、武蔵は「ただ、そう感じた」としか答えない。四高弟たちが追及する傍ら、石舟斎との試合を望んでいた武蔵は、ある策を取るのだが……。

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