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黒門町伝七捕物百話 斬られた幽霊

出版社 丸竹書房

ナレーター七味春五郎

再生時間 00:54:58

添付資料 なし

販売開始日 2024/3/18

トラック数 10

購入音源の倍速版 なし(アプリでの倍速再生は可能です)

作品紹介

テレビドラマ、伝七捕物帳原作
 捕物作家クラブに参加する作家によって、合同企画「黒門町の傳七捕物帳」は生まれました。『京都新聞』に連載されたシリーズで、野村胡堂をはじめ、著作権のきれているもののみ、読んでまいります。

※この作品は、メンバーシップで公開された分割版の総集編となります。
 
私の読んだ全八巻の桃源社の巻末にはこうあります。
「捕物作家総動員! 大家新鋭が腕を競って同じ主人公、伝七と獅子っ鼻の竹を縦横に活躍させ、異色の中に新鮮味があふるる野心作揃い。京都新聞連載中の珍しい試みの捕物小説第シリーズ!」

 と銘打たれていますけれども、野村胡堂の初刊によせた言葉では
フランスの「ファントマ」イギリスの「セトストン・ブレーク」を参考にした大合作、大連作シリーズであったと。
 日本でも、江戸から明治にかけて、多くの作家によってつむがれた連作小説は、児雷也や弥次喜多の形であったわけですが。
 面白倶楽部に数回連載されたあと、舞台を「京都新聞」にうつしたようで、かなりの本数が書かれております。著作権の切れたものは限られているでしょうが、可能限り読んでまいります。よろしくお願いいたします。


■登場人物
黒門町の伝七……
獅子っ鼻の竹……巨大な鼻がじまんの伝七の子分。


山形屋五左衛門……土蔵の草むらに幽霊がでるので困っている
佐兵衛……荒物屋。幽霊を殺してしまう。
忠兵衛……佐倉屋の元手代。幽霊騒ぎを起こす。
宗太郎……山形屋の手代。
直江……佐倉屋の主人
お鈴……山形屋の娘。
赤堀右門……浪人者
酒井蔵人……見廻り同心

■用語集
札差……武士階級を相手に高利貸業を営んだひとたち
勢子……おもに狩猟などで、獲物を追い出したり、追い込んだりする人
両刀……リャンコ

ジャンル

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