アジア無限回廊<6>ビルマ・ネパール編

出版社 ヒーローガレージ

ナレーターロバート石原

再生時間 02:11:38

添付資料 なし

出版日 2015/12/25

販売開始日 2016/1/17

トラック数 5

購入音源の倍速版 なし(アプリでの倍速再生は可能です)

作品紹介

 この話は80年代後半、アジア16か国を1年3か月に渡って旅したノンフィクション旅行記である。当時、日本は好景気にわき、旅するぼくは様々な国で注目され、地元民の渦に巻きこまれ、不可思議な体験をさせてもらった。

 1988年当時のビルマは、政局不安定で、外国人の入国が規制されていた。観光客は1週間のビザしか取得できず、空港で100ドルの強制両替が課せられた。地元ビルマ人は一様に「この国の政府はダメです」と口をそろえる。そんな矢先、知り合ったビルマ人に、観光スケジュールを勝手に決められ、町をすみずみまで案内され、お土産まで手渡された。そんな過剰な親切には、裏がありそうだ。

パガンで「ピュンピュンカイ」「ゾウリ」「オミソ」という名の子どもたちと出会った。彼らはとてもデキた子どもたち。家庭料理をご馳走になり、迫り来る商売人を追い払ってくれたり、パガンの寺院を案内してくれたりする。
 午前3時という中途半端な時間にパガンを離れるとき、子どもたちは約束通りバス停まで見送りに来てくれた。
 彼らは未来のビルマを背負って立つオトナに成長するであろう。

 ネパールではトレッキングという山歩きが、観光の目玉だった。登山と違い、ハイキング気分でヒマラヤをながめ歩くことができる。ネパール第二の都市ポカラからスタートし、アンナプルナ内院をトレッキングした。
 二日目に宿泊のロッジで、二人のネパール人と知り合った。彼らは元ゴルか兵で、カトマンズのトレッキングオフィスに就職が決まっていた。彼らとともに山を歩くうちに、しだいに結束が深まり、いつしか3人で行動するようになった。
 ロッジの女が売春婦であるとか、山小屋で即席ディスコ大会が始まったり、米倉でムービショーが開催されたり、ここがヒマラヤの麓であることを忘れさせてくれた。

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