アジア無限回廊<4>フィリピン編

出版社 ヒーローガレージ

ナレーターロバート石原

再生時間 02:29:01

添付資料 なし

出版日 2015/11/25

販売開始日 2015/12/27

トラック数 6

購入音源の倍速版 なし(アプリでの倍速再生は可能です)

作品紹介

 この話は80年代後半、アジア16か国を1年3か月に渡って旅したノンフィクション旅行記である。当時、日本は好景気にわき、旅するぼくは様々な国で注目され、地元民の渦に巻きこまれ、不可思議な体験をさせてもらった。

 はじめて訪れたフィリピン。声をかけてくる地元民はこぞって「フィリピンは初めてか?」と尋ねてくる。ぼくは「何度も来ているよ」と、防御線を張る。初めてだと知れてしまうと、いいように振りまわされそうだからだ。
 マニラに東洋一のスラム「トンド」という地域がある、トンドには絶対に行くな! とフィリピンを知っている人は必ず忠告する。友人はトンドを取材中、子どもにナイフで太ももを刺された。ぼくはそんなトンドをぜひ訪れて、写真を撮りたかった。
 地元民と一緒に、トンドに潜入した。暇そうな男どもが昼間から酒をかっ喰らっていた。その中のボスは「ランボー」と名乗り、酒の匂いをプンプンさせて、ぼくにいい寄ってきたのだ。

 バギオの朝市を散歩していると、一人の男が声をかけてきた。ヨウコという日本女性が遊びにきているから、うちに来ないかい、というのだ。その男の家を訪れると、ヨウコはいなかったが、多勢の男たちに歓待される。そこで、こんな話を持ちかけられた。
 いかさまカードゲームで大儲けしないか、というのだ。カモは、フィリピン随一の汽船会社の御曹司。ギャンブルに没頭すると、見境なく金をつぎ込んでくる。しかし、ぼくはギャンブルには一切興味ない、と断ったのだが……。
 彼らは、カードの数字を指で伝えることによって、素人のぼくも、一流ギャンブラーのごとく勝ちつづけられると豪語する。いつの間にか、カモの男が登場し、カードゲームは始まってしまった。

ジャンル

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