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橋爪大三郎 低炭素革命と地球の未来 環境、資源、そして格差の問題に立ち向かう哲学と行動の著者【講演CD:低炭素革命と資本主義の未来】

出版社 暦日会、パワーレクチャー

再生時間 01:14:00

添付資料 なし

販売開始日 2010/3/1

トラック数 3

購入音源の倍速版 なし(アプリでの倍速再生は可能です)

作品紹介

炭素ガスという切り口から、専門家が資本主義経済の行く末を占います!


日本をはじめ、世界の先進国は、過去に大量の炭素ガスを排出してきた。
日本人一人当り、年間10トン、
中国人一人当り、年間5トン、
アメリカ人一人当り、年間20トン、を排出している。
せいぜい6%、8%削減で、
100年後の地球に生きていられるわけがない。
国連の気候変動条約、京都議定書、ポスト京都などの
国際会議に集まる国々の思惑もバラバラで、
自国の利益ばかりが優先されている。
さらに、現在世代と将来世代という観点からしても
将来世代の意見や意思は完璧に無視されているのが、現状である。
低炭素革命を起こすカギになるのが、再生可能なエネルギーへの転換である。
その中でも、特に注目を集めているのが、ドイツが50兆円を投資している『太陽熱(ねつ)発電』がある。
『太陽光(こう)発電』に比べ、コストが安くサハラ砂漠などに設置が可能である。
例えば、砂漠に250km×250Km(6万平方Km)の正方形の『太陽熱発電』を
作れば、今の人類のエネルギーすべてをまかなうことができる。
北海道が7万平方Kmなので、北海道より一回り小さい。
世界の砂漠の面積に比べると100分の1の大きさである。
つまり、砂漠に本の一部に『太陽熱発電』を設置するだけで、
化石原料は要らなくなる。これが2100年の地球の姿になる。
日本は『太陽熱発電』の投資についてまだ遅れをとっている。
ドイツなどのEUでの研究はかなり進んでいて、
2050年に炭素ガスを50%〜80%削減できる基本技術の目処がすでについている。
地球を孫たちに残してあげられる低炭素革命は、『太陽熱発電』がカギを握っている。
先進国、途上国という分け方ではなく、
世界全体が2050年に炭素ガス排出量を50%削減を
目指すという雄大なビジョンがいままさに必要ではないだろうか。

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