作品紹介
会社員人生を続けて十五年以上。一心不乱に走っていくと、白い旗が見えてきます。もうすぐ四十代。そう、人生の折り返し地点です。今までは、仕事に莫大な時間と労力を使ってきました。でも……ふとあるときに立ち止まり、来た道を振り返ってみます。「もしかして、何も残っていないんじゃあ……」気が付けば、実績も肩書きも何も……まさに、ミッドライフクライシス。思い、悩み、苦しみを酒でごまかす毎日。同じようなつらい想いをいただいている方に、行動する勇気を与えたい。「何も持っていない」から「既に持っている」ことに気づいてほしい。このような想いを込めて、物語を作りました。本書はフィクションですが、私の実体験を元に執筆。サラリーマンのリアルな心の揺らぎや、失敗談も多く盛り込んでいます。「努力をずらす」とは一体どんなことでしょうか。是非聴いて確かめてください。
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