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最強のNo.2 ―会社と社会で突き抜ける最強のNo.2を極めろ!
出版社 ディスカヴァー・トゥエンティワン
ナレーターVOICEPEAK男性2
再生時間 02:53:02
添付資料 あり(1)
出版日 2013/4/13
販売開始日 2025/1/16
トラック数 11
購入音源の倍速版 なし(アプリでの倍速再生は可能です)
作品紹介
曽山哲人38歳。
真面目キャラを意識した“普通"の新入社員。
結果もいつも“そこそこ"だった。
「突き抜けたい」と思い、試行錯誤を重ねた私は、
会社で成果を上げるために「No.2」を極めることで、
自分の仕事をつくっている。
この本は厳しいと言われる時代を
素直かつしたたかに生き抜くための
曽山哲人の「サバイバル・マニュアル」だ。
〈本書の一部〉 インターネット産業黎明期の1999年、私は、まだ社員が20人だったサイバーエージェントに入社し、当初6年間は営業マンとして、
その後人事本部長を経て、現在は取締役人事本部長として、働いている。
「人こそが会社を成長させる原動力」
創業当時からそう言い続けている社長の藤田が切った大きな舵の下、私は人事として、様々な人事制度を導入し、組織の活性化に努めてきた。
その間、サイバーエージェントは、ITバブルとその崩壊を経て、2500人規模の組織に成長している。
私は今、人事として採用時には面接では毎年400人以上の就活生に会い、月100人以上の社員と飲み会やランチ、面談で、直接会って話をしている。 そうやって多くの就活生や新入社員と触れ合っていて思うことがある。
みんな、真面目すぎる。真面目はいいこと。でも、クソ真面目でいることで、この世の中では損をすることがある。経験上、断言できる。
かくいう、私も、完璧主義。優等生風にしていれば物事はすべて上手くいく、と思いこんでいた。学生時代は上手くいっていたと思う。
が、社会に出てみると、いつもいいところまではいくのだけれど、どうしても突き抜けられない。サイバーエージェントには営業担当として入社したが、
なかなか目標額を達成することができなかった。
そんな私のあだ名は、8割くん。輝かしい成績を叩きだし目立つ社員を横目に、いつも悔しい思いをしていた。
このまま“そこそこ"で終わっていくのか?
会社の中で個を活かせずに腐っていくのか?
そんな思いを抱いている人、大丈夫。私もそうだった。
新入社員は多くの人が普通から始まる。はじめから大きな志をもっている人はそう多くはない。
むしろ、その過剰な自信からくる、過剰な自意識や傲慢さが生まれてしまうくらいなら、そんなものはないほうがいい。
創業当初から変わらないサイバーエージェントの採用基準は素直でいいヤツ。
変化の激しい時代。(インターネット業界は特にスピードが速いわけだが)、今日まで常識だと思っていたことが翌日変わったとしても
「今までの自分のやり方は間違いだった」と素直に認めて、次に進んでいく力が求められている。
地頭の良さよりも、飛び抜けた才能よりも、事実を素直に受け止める力。
その力がある人は、どのような変化が起きたとしても、自分を成長させながら会社の成長もサポートすることができる。
そして、そういう人材こそが、会社に必要不可欠な存在として大事にされる。
でも、入社後も何も考えずにただただ素直でいたら、会社の言いなりになる、いわゆる「社畜」になってしまう、と思う人もいるかもしれない。
よく言われていることだが、日本経済全体の成長率が下がり、年功序列などの人事制度の問題が明らかとなっている時代、会社に所属しているだけで将来安泰という保証は、確かにどこにもない。
でも、厳しい時代において、あらゆるものが淘汰されるからこそ、そこにチャレンジができる余白が生まれ、やりがいのある大きな仕事ができるというのも事実。
個人の成長が、直接会社の成長に大きな影響を与え、社会に大きな貢献をすることができるチャンスがあるのだ。多くのことはひとりでは成し遂げることはできない。しかし人材や資本など、会社のリソースを120%使えば、より大きな成果を出せる可能性は十分ある。最初は普通のサラリーマンであっても、経営者や役員になって会社をつくっていくこともできる。
少し大げさに言えば、大きな変化の時代、一人の社員が会社の歴史を変え、社会を動かすことだってできるのだ。かつてないほどチャンスに溢れた時代だと私は思う。
会社は一人では成し遂げられないような大きなことを仲間と実現するための場所だ。会社で働くことがこんなにも面白い時代に、会社に使いつぶされてしまうのはもったいない。
そうならないために、素直さに加えて身につけたいのがしたたかさだ。
感情を切り離して、自分が出すべき成果に愚直なままに進んでいける強さ。
「したたかさ」を漢字で書くと「強かさ」。私はこの言葉を、「粘り強さ」や「しぶとさ」として定義している。
一般的なサラリーマンの家庭に生まれて公立の中学高校を卒業し、浪人生活を経て大学へ進み、ごくごく普通のサラリーマンからスタートした私が、なぜ上場企業の取締役になることができたのか。
この本では、人事の視点を踏まえた自分の経験をもとに、“普通のサラリーマン"が会社の中で成長し続け、社会で突き抜ける“プロフェッショナルな人材"になる方法をまとめていく。
細かいことは本文で書いていくが、大きな視点でひとつ肝を言えば、組織において、素直さとしたたかさを持ち合わせた「最強のNo.2」になることだ。
ここで伝えたいのは、会社の中でのNo.2を目指すことではない。私もサイバーエージェントで副社長ではないので、肩書きがNo.2というわけではない。
「最強のNo.2」を言い換えれば、誰かにとって「必要不可欠な存在になる」ということだ。
上司、経営者、つまり会社にとって必要な人になれば、それは、社会にとって必要な人となる。ここでは、そういう人材のことを「最強のNo.2」と定義する。
この作品は、合成音声による朗読です。
真面目キャラを意識した“普通"の新入社員。
結果もいつも“そこそこ"だった。
「突き抜けたい」と思い、試行錯誤を重ねた私は、
会社で成果を上げるために「No.2」を極めることで、
自分の仕事をつくっている。
この本は厳しいと言われる時代を
素直かつしたたかに生き抜くための
曽山哲人の「サバイバル・マニュアル」だ。
〈本書の一部〉 インターネット産業黎明期の1999年、私は、まだ社員が20人だったサイバーエージェントに入社し、当初6年間は営業マンとして、
その後人事本部長を経て、現在は取締役人事本部長として、働いている。
「人こそが会社を成長させる原動力」
創業当時からそう言い続けている社長の藤田が切った大きな舵の下、私は人事として、様々な人事制度を導入し、組織の活性化に努めてきた。
その間、サイバーエージェントは、ITバブルとその崩壊を経て、2500人規模の組織に成長している。
私は今、人事として採用時には面接では毎年400人以上の就活生に会い、月100人以上の社員と飲み会やランチ、面談で、直接会って話をしている。 そうやって多くの就活生や新入社員と触れ合っていて思うことがある。
みんな、真面目すぎる。真面目はいいこと。でも、クソ真面目でいることで、この世の中では損をすることがある。経験上、断言できる。
かくいう、私も、完璧主義。優等生風にしていれば物事はすべて上手くいく、と思いこんでいた。学生時代は上手くいっていたと思う。
が、社会に出てみると、いつもいいところまではいくのだけれど、どうしても突き抜けられない。サイバーエージェントには営業担当として入社したが、
なかなか目標額を達成することができなかった。
そんな私のあだ名は、8割くん。輝かしい成績を叩きだし目立つ社員を横目に、いつも悔しい思いをしていた。
このまま“そこそこ"で終わっていくのか?
会社の中で個を活かせずに腐っていくのか?
そんな思いを抱いている人、大丈夫。私もそうだった。
新入社員は多くの人が普通から始まる。はじめから大きな志をもっている人はそう多くはない。
むしろ、その過剰な自信からくる、過剰な自意識や傲慢さが生まれてしまうくらいなら、そんなものはないほうがいい。
創業当初から変わらないサイバーエージェントの採用基準は素直でいいヤツ。
変化の激しい時代。(インターネット業界は特にスピードが速いわけだが)、今日まで常識だと思っていたことが翌日変わったとしても
「今までの自分のやり方は間違いだった」と素直に認めて、次に進んでいく力が求められている。
地頭の良さよりも、飛び抜けた才能よりも、事実を素直に受け止める力。
その力がある人は、どのような変化が起きたとしても、自分を成長させながら会社の成長もサポートすることができる。
そして、そういう人材こそが、会社に必要不可欠な存在として大事にされる。
でも、入社後も何も考えずにただただ素直でいたら、会社の言いなりになる、いわゆる「社畜」になってしまう、と思う人もいるかもしれない。
よく言われていることだが、日本経済全体の成長率が下がり、年功序列などの人事制度の問題が明らかとなっている時代、会社に所属しているだけで将来安泰という保証は、確かにどこにもない。
でも、厳しい時代において、あらゆるものが淘汰されるからこそ、そこにチャレンジができる余白が生まれ、やりがいのある大きな仕事ができるというのも事実。
個人の成長が、直接会社の成長に大きな影響を与え、社会に大きな貢献をすることができるチャンスがあるのだ。多くのことはひとりでは成し遂げることはできない。しかし人材や資本など、会社のリソースを120%使えば、より大きな成果を出せる可能性は十分ある。最初は普通のサラリーマンであっても、経営者や役員になって会社をつくっていくこともできる。
少し大げさに言えば、大きな変化の時代、一人の社員が会社の歴史を変え、社会を動かすことだってできるのだ。かつてないほどチャンスに溢れた時代だと私は思う。
会社は一人では成し遂げられないような大きなことを仲間と実現するための場所だ。会社で働くことがこんなにも面白い時代に、会社に使いつぶされてしまうのはもったいない。
そうならないために、素直さに加えて身につけたいのがしたたかさだ。
感情を切り離して、自分が出すべき成果に愚直なままに進んでいける強さ。
「したたかさ」を漢字で書くと「強かさ」。私はこの言葉を、「粘り強さ」や「しぶとさ」として定義している。
一般的なサラリーマンの家庭に生まれて公立の中学高校を卒業し、浪人生活を経て大学へ進み、ごくごく普通のサラリーマンからスタートした私が、なぜ上場企業の取締役になることができたのか。
この本では、人事の視点を踏まえた自分の経験をもとに、“普通のサラリーマン"が会社の中で成長し続け、社会で突き抜ける“プロフェッショナルな人材"になる方法をまとめていく。
細かいことは本文で書いていくが、大きな視点でひとつ肝を言えば、組織において、素直さとしたたかさを持ち合わせた「最強のNo.2」になることだ。
ここで伝えたいのは、会社の中でのNo.2を目指すことではない。私もサイバーエージェントで副社長ではないので、肩書きがNo.2というわけではない。
「最強のNo.2」を言い換えれば、誰かにとって「必要不可欠な存在になる」ということだ。
上司、経営者、つまり会社にとって必要な人になれば、それは、社会にとって必要な人となる。ここでは、そういう人材のことを「最強のNo.2」と定義する。
この作品は、合成音声による朗読です。
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