作品紹介
幽閉、裏切り、謀略、そして暗殺。
帝政ロシア、ドロドロの300年。
中野京子の「名画で読み解く」
シリーズ最新刊!
名画がわかれば、歴史が見えてくる――
◎内容紹介◎
弟が姉を、夫が妻を幽閉し、
父が息子を、妻が夫を殺してきた歴史だ――
(本文より)
ロマノフ王朝の始祖ミハイルが即位した1613年から、
二月革命により一家全員が処刑されたニコライ二世まで、
304年の歴史を12枚の絵画とともに読み解いていく。
幽閉、裏切り、謀略、暗殺――
愛と憎しみに翻弄された帝政ロシアの興亡を、
わかりやすく解説する。
『名画で読み解く ハプスブルク家 12の物語』
『名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語』に続く
「名画で読み解く」シリーズ、待望の第3弾。
◎あとがきより◎
絶対君主制はおそらく滅びるべくして滅んだ。
そんな中、どこよりもロマノフ王朝の終わり方が衝撃的なのは、
連綿と続いてきた無気味な
秘密主義に根ざしているからでしょう。
水面下で密やかに物事が処理されるため、
人々はもはや公式発表も通達も信用しなくなる。
飽きもせず語られてきた、
「実はまだ生きている」貴人伝説の源も
ここにあると思われます。
(中略)
ハプスブルクやブルボンとは
ずいぶん趣の異なるロマノフ王朝興亡史を、
知られざるロシアの名画とともに
楽しんでいただけたら幸いです。
◎目次◎
第1章 ワシーリー・スリコフ『フョードシヤ・モロゾワ』
第2章 シャルル・フォン・ステュイベン『ピョートル大帝の少年時代の逸話』
第3章 ニコライ・ゲー『ピョートルと息子』
第4章 カルル・ヴァン・ロー『エリザヴェータ女帝』
第5章 コンスタンチン・フラヴィツキー『皇女タラカーノヴァ』
第6章 ウィギリウス・エリクセン『エカテリーナ二世肖像』
第7章 ニコラ=トゥサン・シャルレ『ロシアからの撤退』
第8章 ジョージ・ドウ『アレクサンドル一世』
第9章 イリヤ・レーピン『ヴォルガの舟曳き』
第10章 山下りん『ハリストス 復活』
第11章 ボリス・クストーディエフ『皇帝ニコライ二世』
第12章 クロカーチェヴァ・エレーナ・ニカンドロヴナ『ラスプーチン』
◎著者プロフィール◎
中野京子(なかのきょうこ)
作家・ドイツ文学者。
北海道生まれ。
早稲田大学講師。
著書に、『名画で読み解く ハプスブルク家 12の物語』『名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語』(ともに光文社新書)、『怖い絵』シリーズ(角川文庫)、『中野京子と読み解く 名画の謎』シリーズ(文藝春秋)、『名画と読む イエス・キリストの物語』(大和書房)など、訳書にツヴァイク『マリー・アントワネット上・下』(角川文庫)などがある。
月刊「文藝春秋」にて、「中野京子の名画が語る西洋史」を連載中。
著者ブログは「花つむひとの部屋」
帝政ロシア、ドロドロの300年。
中野京子の「名画で読み解く」
シリーズ最新刊!
名画がわかれば、歴史が見えてくる――
◎内容紹介◎
弟が姉を、夫が妻を幽閉し、
父が息子を、妻が夫を殺してきた歴史だ――
(本文より)
ロマノフ王朝の始祖ミハイルが即位した1613年から、
二月革命により一家全員が処刑されたニコライ二世まで、
304年の歴史を12枚の絵画とともに読み解いていく。
幽閉、裏切り、謀略、暗殺――
愛と憎しみに翻弄された帝政ロシアの興亡を、
わかりやすく解説する。
『名画で読み解く ハプスブルク家 12の物語』
『名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語』に続く
「名画で読み解く」シリーズ、待望の第3弾。
◎あとがきより◎
絶対君主制はおそらく滅びるべくして滅んだ。
そんな中、どこよりもロマノフ王朝の終わり方が衝撃的なのは、
連綿と続いてきた無気味な
秘密主義に根ざしているからでしょう。
水面下で密やかに物事が処理されるため、
人々はもはや公式発表も通達も信用しなくなる。
飽きもせず語られてきた、
「実はまだ生きている」貴人伝説の源も
ここにあると思われます。
(中略)
ハプスブルクやブルボンとは
ずいぶん趣の異なるロマノフ王朝興亡史を、
知られざるロシアの名画とともに
楽しんでいただけたら幸いです。
◎目次◎
第1章 ワシーリー・スリコフ『フョードシヤ・モロゾワ』
第2章 シャルル・フォン・ステュイベン『ピョートル大帝の少年時代の逸話』
第3章 ニコライ・ゲー『ピョートルと息子』
第4章 カルル・ヴァン・ロー『エリザヴェータ女帝』
第5章 コンスタンチン・フラヴィツキー『皇女タラカーノヴァ』
第6章 ウィギリウス・エリクセン『エカテリーナ二世肖像』
第7章 ニコラ=トゥサン・シャルレ『ロシアからの撤退』
第8章 ジョージ・ドウ『アレクサンドル一世』
第9章 イリヤ・レーピン『ヴォルガの舟曳き』
第10章 山下りん『ハリストス 復活』
第11章 ボリス・クストーディエフ『皇帝ニコライ二世』
第12章 クロカーチェヴァ・エレーナ・ニカンドロヴナ『ラスプーチン』
◎著者プロフィール◎
中野京子(なかのきょうこ)
作家・ドイツ文学者。
北海道生まれ。
早稲田大学講師。
著書に、『名画で読み解く ハプスブルク家 12の物語』『名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語』(ともに光文社新書)、『怖い絵』シリーズ(角川文庫)、『中野京子と読み解く 名画の謎』シリーズ(文藝春秋)、『名画と読む イエス・キリストの物語』(大和書房)など、訳書にツヴァイク『マリー・アントワネット上・下』(角川文庫)などがある。
月刊「文藝春秋」にて、「中野京子の名画が語る西洋史」を連載中。
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