同調圧力

出版社 株式会社KADOKAWA

ナレーター秦なおき,宮崎綸

再生時間 07:29:58

添付資料 あり(2)

出版日 2019/6/8

販売開始日 2021/9/10

トラック数 21

購入音源の倍速版 あり

作品紹介

【オーディオブック版限定 特典音源付き】

自由なはずの現代社会で、発言がはばかられるのはなぜなのか。
重苦しい空気から軽やかに飛び出した著者たち。
社会や組織、友人関係など、さまざまなところを覆う
同調圧力から自由になれるヒントが見つかる。

【目次】
第一章 記者の同調圧力 望月衣塑子
1 質問を妨げられる記者会見
国会でのレッテル貼り
申し入れ書という名の締め出し
2 記者と同調圧力
抜くか抜かれるか
削られた8行
君らの背後にいる国民に向けてオレは話しているんだ
ジャパンタイムズの変節
3 同調圧力に屈しない人々
真冬の撮影
映像の強さ
伊藤詩織さんとの再会

第二章 組織と教育現場の同調圧力 前川喜平
1 何もしないという同調圧力
遅れず、休まず、働かず
外国人のための日本語教育政策の振り揉め
省庁としてのワンボイス
2 道徳教育が生み出す同調圧力
前任者から引き継ぐ時限爆弾
面従腹背に徹し切れなかったとき
道徳の教科化への憂慮
同調圧力を教える教材
3 真に自由な人間に同調圧力は無力だ
新自由主義はなぜ排外主義に向かうのか
答えは自分で見つけるしかないと悟った高校時代
多感な10代の自問自答が自分のなかの座標軸をつくる

第三章 メディアの同調圧力 マーティン・ファクラー
1 アメリカの報道はスクープ報道から調査報道へ
戦争を招いてしまった大誤報
なぜ特ダネをもらえたのかを考える
2 日本メディアに危機感がない理由
オバマ大統領の圧力
日本の新聞社は不動産業だ
Iを主語にした新聞記事
3 信頼できるメディアが道しるべに
記者クラブというカルテル制度
談合的に生み出される記事
朝日新聞の残念な撤退
心地いいポチに戻る

巻末付録 座談会 同調圧力から抜け出すには
薄れてしまった記者たちの危機感
日本の報道は天国?
個人ネタをリークする機関とは
人事の前で口を閉ざさざるを得ない
菅官房長官が一元管理する役人の人事
究極のKY力

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