作品紹介
津波に巻き込まれた幼稚園バスの中で亡くなる直前までお友達をはげました愛梨ちゃん(6)。この本は愛梨ちゃんと、東日本大震災でなくなられた方々の追悼の気持ちを込めて、たくさんの方々からの募金で制作されました。「愛梨の生きた証を絵本にしてほしい」愛梨ちゃんのママから届いた一通の手紙から本作りが始まりました。命の重さと尊さを子供の死というつらすぎるテーマで描くのは簡単なことではありませんでしたが天国の愛梨ちゃんがママを想う気持ちが、バスの中で最後に歌った歌に託したママへのメッセージがこの本に命を与えてくれました。 作者•空羽ファティマがこの作品を制作していく様子はNHKニュースウオッチ9で放送されて話題になりました。 「命というものはね、どのくらい長く生きたかではなく、どう生きたかだ」 悲しみの中にも温かな想いが溢れる、朗読CD付きの絵本です。
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