作品紹介
実は性格が悪かった『竹取物語』のかぐや姫。夫への独占欲と嫉妬心にもがき苦しんだ『蜻蛉日記』の作者。華やかな女性遍歴ののち、人間の業に苦しみ、中年男性として成熟していく光源氏。『大鏡』が描く、胆力があり薄情な権力者・藤原道長。「どのみち死ぬなら、やってみる」というチャレンジ精神を思い起こさせてくれる『今昔物語集』の人々。人間の姿を生き生きと描き、千年たってもまったく色褪せることのない平安時代の文学作品は、現代の私たちに役立つ知恵と勇気の宝庫だ!
今をよく生きるための古典文学入門。
今をよく生きるための古典文学入門。
トラック
| # | タイトル | 再生時間 |
|---|---|---|
| 1 | はじめに | 00:02:33 |
| 2 | 断り続ける裏には秘密が潜む―『竹取物語』 | 00:26:02 |
| 3 | 失恋の痛手をうけて死ぬ―『伊勢物語』 | 00:18:49 |
| 4 | 「目には目を」は、緊張関係をもたらす―『蜻蛉日記』(1) | 00:25:52 |
| 5 | 諦念のもたらす安らぎ―『蜻蛉日記』(2) | 00:22:00 |
| 6 | 愛した人を忘れられない時―『大和物語』 | 00:15:29 |
| 7 | 琴の音は、何を引き起こすか?―『うつほ物語』 | 00:31:35 |
| 8 | いじめる人って、どんな性格?―『落窪物語』 | 00:31:33 |
| 9 | 新ジャンルは、どのようにして生まれるのか?―『枕草子』 | 00:21:18 |
| 10 | いい夫婦関係を保つには―『源氏物語』(1) | 00:34:38 |
| 11 | 夫婦関係に亀裂が入る―『源氏物語』(2) | 00:29:30 |
| 12 | 相手の密通を背負って生きる―『源氏物語』(3) | 00:30:31 |
| 13 | 二人の男に揺れると、どうなる?―『源氏物語』(4) | 00:32:50 |
| 14 | 危うい恋を実らせる方法―『和泉式部日記』 | 00:25:02 |
| 15 | 変人お姫様のまっとうな考え方―『堤中納言物語』 | 00:21:25 |
| 16 | 権力を手中に収める資質とは―『大鏡』 | 00:31:21 |
| 17 | 出会いによって人生が転換する―『今昔物語集』(1) | 00:26:15 |
| 18 | 信じ合い機転を利かせて生還する―『今昔物語集』(2) | 00:15:37 |
| 19 | 勇気を出して正体を見定める―『今昔物語集』(3) | 00:18:01 |
| 20 | どのみち死ぬなら、やってみる―『今昔物語集』(4) | 00:19:54 |
| 21 | リーダーは部下を奮い立たせる―『今昔物語集』(5) | 00:24:43 |
| 22 | あとがき | 00:05:57 |
