スペリアル・サガ「序章　プロローグ」

とおい遠い時代の話、むかし昔の世界の中に、言葉の呪文を唱える詩人がこの世の中にはいたという。彼らは呪文を自由に扱いこの世のすべてを自在に使い、いつしか“詩魔法使い”と言われて語って継がれてきたという。この物語は一人の詩人の悲劇を綴った一つの劇詩。詩歌を唱えて希望を残した詩魔法使いが残した話。闇夜の詩人のシェル・エグゼウスの詩による魔法の物語。

【スペリアル・サガの楽しみ方】
　オーディオブックの新たなコンテンツを切り開く、新感覚朗読エンターテイメント大作がついに登場！
　本編はオーディオブック単体としても十分の物語に入り込み、楽しむことができます。
　その上で、本と共にイメージをしながら読み聴くことをオススメします。
　なぜなら、この作品の文章はオーディオブックのために作られた新しい文体だからです！

Poetrydrama Copyist
劇詩筆記者、ポエトリードラマ・コピーストから一大劇詩は語られ、歌われる。

　当アトラクションを楽しむための本『スペリアル・サガ』の準備はよろしいでしょうか？
　序章はジェットコースターのスタートライン。ここからスペリアル・サガという朗読アクションエンターテイメントはぐいぐいとレールを登り、序盤から思いがけない落差や回転、激しい揺れを伴いながら展開され、ゴールまでファンタスティックな光景を繰り広げていきます。

　それでは再生ボタンを押し、できれば本を開いてスタートをしてください。
　物語の幕間話担当の劇詩筆記者の言葉に耳を澄まし、シェル・エグゼウスの物語をどうぞお楽しみください。