オレたち花のバブル組

流行語大賞「倍返し」生み出した「半沢直樹」シリーズ2作目が遂にオーディオドラマ化！

5億円の回収に成功した半沢直樹は、東京本店への栄転を果たすものの、
今度は「頭取命令」として、巨額損失を出した老舗ホテル「伊勢島ホテル」再建を命じられます。
さらに大きな権力と真っ向勝負をすることとなった半沢は、果たして銀行員としての志を守りつつ、「倍返し」できるのか。

堺雅人主演のテレビをご覧になった方は、ドラマの最後の場面の真相が本作品で明らかになります。
第1巻、第3巻と合わせて、半沢直樹の物語の全貌を知ることができるオーディオドラマを、
第5回オーディオブックアワードで優秀作品賞にも輝いた豪華声優陣の熱演で、じっくりとお楽しみください。


メガバンク東京中央銀行にバブル期に入行して、大阪西支店・融資課長となった半沢直樹。
回収不可能だと思われた5億円もの不良債権を見事回収し、
西大阪支店の融資課長から、本店の花形部署である『営業第二部』に次長として栄転を遂げます。

そんな半沢に課された新たな課題。
それは、経営不振にあえぐ老舗企業『伊勢島ホテル』を再建せよ、という頭取命令でした。

巨額の損失を出した伊勢島ホテルに、東京中央銀行は巨額の融資をしたばかり。
一方で、ライバル銀行である白水銀行は、返済が困難な経営難に陥っているという事実を独自に調査し、
融資を取りやめていました。

なぜ、白水銀行には分かった経営難の事実が、東京中央銀行には見抜けなかったのか。
その謎の真相を探りながら、伊勢島ホテル社長・湯浅とともにホテル再建に乗り出した半沢でしたが、
金融庁の「最強のボスキャラ」黒崎が主任検査官となり、金融庁検査に乗り込んできたことで、
さらに事態は複雑さを増していきます。

果たして半沢は、複雑に絡み合う銀行組織の巨悪に打ち勝ち、「倍返し」をすることができるのでしょうか。

「やられたら、倍返しだ！」を信条に、銀行内外で暗躍する巨悪にも真っ向勝負を挑む半沢の物語は、
前作『オレたちバブル入行組』よりもさらに大きなスケールで、複雑さを増して展開していきます。

原作に忠実にオーディオドラマ化したこの作品では、
池井戸潤の原作のストーリーそのままにお楽しみいただくことができます。

テレビドラマを最後まで見ることができなかった方、
ラストシーンで半沢直樹が見せた表情から、より詳しい物語の内容を知りたいとお思いになった方は、
「そういうことだったのか」と、物語の全貌をより詳しく把握していただけることでしょう。

また、ストーリーをまだご存じない方、テレビドラマを見逃した方、
「半沢直樹」や「倍返しだ！」という言葉は良く耳にしたけれど・・・という方は、
この音声版をお聴きいただくことで、前作よりも緊迫感を増す物語の雰囲気を直接感じていただけることでしょう。

ビジネスの現場を扱った小説としても、エンターテインメントとしても深みを増し、
より池井戸潤作品の味わいを感じることができる本作品のドラマを、
高い評価を受けている豪華声優陣の熱演で、ぜひじっくりとご堪能ください。