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速水融 歴史人口学研究―新しい近世日本像の著者【講演CD:歴史のなかで歴史を学び、現代にどう生かすか】

著者速水融

出版社 暦日会、パワーレクチャー

再生時間 01:13:15

添付資料 なし

販売開始日 2011/1/3

トラック数 3

購入音源の倍速版 なし(アプリでの倍速再生は可能です)

作品紹介

一流の講師による本音のトークが聴ける!テレビ、新聞などマスコミでは得られない知識を獲得し、先見性を養いましょう。


速水氏は経済学者で歴史学研究者でもあり、日本に歴史人口学という新しい学問領域を導入したことで知られています。
講演では戦前・戦中・戦後の歴史的転換期における自分史を振り返り、その後、留学した欧州で新しい学問領域である歴史人口学との出合いと研究について語った。
歴史人口学は主に庶民の歴史的な変遷について出生、結婚、出産などの調査を通じて人口動態を調べる研究とされる。
日本では速水氏が江戸時代以降の調査を続け、系統化した。
まず自分史について語る。
速水氏の最初の記憶が2.26事件という。
その日、昭和11年(1936年)2月26日は雪で幼稚園に行ったが直ぐ帰宅させられた。
これは「長い人生の中で一つのメモリーとなった」と振り返る。
中学時代の勤労動員や敗戦後の大学生活を経て体験した欧米留学が「人生の一つの転換期になった」という。
歴史人口学という学問はフランスのルイ・アンリ博士が始めたと紹介。
速水氏はその学問を日本で研究することになるが、日本での関心は薄く「相手にされなかった」。
その後、米国の国際経済史学会に招かれて日本の事例を発表。
その論文がフランスの著名な歴史学者に注目され仏の学術雑誌に紹介。
それを契機にケンブリッジ大学で研究し、日本でも認知されるようになる。
これら研究を通じて「学問は一人で出来るものではなく、一人一人が積み上げていくことが大事」と説く。
その上で歴史というものは日本に限定せず広い視野で見ることが重要と語り、現代への教訓とした。

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