酒巻久 朝イチでメールは読むな！の著者【講演CD：仕事が出来る人に変わる41の習慣～伸びる企業に変える仕事術～】

世界トップトップレベルを誇るキヤノン電子社長の酒巻氏が語る、目標達成術や思考法とは?経営トップによる説得力のある講演をお聴きください。


今回は酒巻久氏の講演収録内容をお届けします。
近著「朝イチでメールは読むな!」がベストセラーとなるなど経営トップが語る体験的仕事術には説得力がある。
酒巻氏はキヤノン時代に米国など世界各地の工場に勤務し多くの経営者や技術者と親交を深めた。
中でも米国の大富豪で政治家のロス・ぺロー氏(大統領選でビル・クリントンと争う)や米アップル創業者のスティーブ・ジョブズ氏との交流を通じて得た体験などを冒頭で披露。
「特に米国の経営者は相手の動きを読んで非常に親切に接してくれる人が多い」という。
それらを踏まえて自らの体験を織り込みながら話を展開した。
まず「会社そのものを仕事がしやすい風土にすることが大切」と経営者の心得を説く。
それに必要なことは「まず目標を決めること」と指摘し、その場合「世界トップレベルの高収益企業を目指すべき」とした。
そのためには「社員の意識・習慣を変えることが重要」と強調し、指示待ち受動的な社員ではなく能動的な社員に変える必要を説く。
社員の心得としては人や物、自然に学ぶことの大切さを挙げ、人の影響を受けることて自分も変えられると語る。
どんな仕事でも「会社で一番、日本で一番、世界で一番を目指すこと」など高い目標設定が必要とみる。
さらに素早い判断、素早い実行そして素早い反省も大切で「ダメと思ったら素早く撤退することも重要」とした。
自分自身に基準を持ち、多くの知識を身につけること。
また損得抜きで人に親切にする。
自分の能力を冷静かつ客観的に見ること。
そうでないと部下を客観的に見ることは出来ないと語るなど「酒巻語録」は多くの示唆に富む内容を含んでいます。