オスカー・ワイルドに学ぶ人生の教訓

数々のハンディキャップを克服した天才作家が残した数々の名言から、人生の真実を感じ取りましょう。本書は自分に自信がなくても、常識を打ち破って心の重荷を降ろし、明日からの希望を持たせてくれます。


中産階級出身、同性愛者、外国人というハンディを背負いながらも、十九世紀末の英国ヴィクトリア朝時代の社交界において、独自の地位と世界を確立したオスカー・ワイルド。
彼は戯曲『サロメ』や小説『幸福な王子』など、死後100年を経てなお愛される作品を数多く遺した劇作家です。
鋭い観察眼とユーモアを持つワイルドが生み出した作品の登場人物は、ウィットのきいた美しい表現を通して
「個」がいかに生きるかを教えてくれます。

「普通」や「常識」にしばられる絶望的な息苦しさから抜けだして「自分は自分」だと思うこと、
そしてのびのびと生きること。

この本に収録されているワイルドの言葉には、そうした生き方を始めるきっかけが潜んでいます。
自分自身、人間関係、男と女、人生、そして道徳に関する66の「賢く生きるための金言」とその考察を収めた一冊です。