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竹森俊平 資本主義は嫌いですか それでもマネーは世界を動かすの著者【講演CD:経済危機について考える】

出版社 暦日会、パワーレクチャー

再生時間 01:16:00

添付資料 なし

販売開始日 2009/7/16

トラック数 3

購入音源の倍速版 なし(アプリでの倍速再生は可能です)

作品紹介

慶応大学経済学部教授の竹森俊平が、100年に一度の世界的経済危機を鋭く分析し、読み解きます!


竹森俊平氏は論客の経済学者で、
08年秋に出した「資本主義は嫌いですか」が
同年の経済・経営ベスト100の第1位に選ばれるなど話題を呼んだ。
この著書で世界経済危機を深く分析し予測も見事に的中している。
講演では今回の経済危機の発生要因を掘り下げ、
その対応に日本は「何をしてはいけないか」など、
1929年以降の世界恐慌も踏まえて論理を展開した。
米サブプライムローンの破綻で07年夏ごろから金融危機を招き、
08年3月の米ベアスターンズの倒産により構造的危機に発展、
さらに08年9月の大手証券リーマン・ブラザーズの経営破綻で
今日の世界経済危機に陥ったと分析。
その間の経緯を住宅ローンの証券化問題や
レバリッジ(金融派生商品)問題などを例に詳しく解説した。
また日本のGDPの落ち込みが米国などに比べ大きいのは
耐久消費財など輸出依存度が高いことによると指摘。
ただこの経済危機を構造改革で対応するのは間違いと断言。
何故ならこの危機は米サブプライムの破綻が発端であり
「日本の構造改革のやり過ぎではない」として
構造問題を持ち出す経済学者や政治家は「慌て過ぎ」と切り捨てた。
さらに日本は輸出依存型経済を改め内需型にすべきとする意見には異を唱える。
同じ慶応大学の池尾和人教授らが説く「医療や介護で内需拡大を」
との考えに真っ向から反論し
「医療や介護で日本全体の所得は増えない。ばかなことだ」と容赦ない。
やはり自動車や機械など耐久消費財の輸出はこれからも必要と強調。
その上で財政出動による公共事業も大事、と是認する姿勢を示した。

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