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宮家邦彦 ハイブリッド外交官の仕事術の著者【講演CD:オバマ米政権の外交政策と中東情勢】

出版社 暦日会、パワーレクチャー

再生時間 01:10:58

添付資料 なし

販売開始日 2009/7/13

トラック数 3

購入音源の倍速版 なし(アプリでの倍速再生は可能です)

作品紹介

元外務省官僚が、オバマ外交の取るべき戦略およびその展望を専門家の視点から語ります!


宮家邦彦氏は外務省出身で在イラク大使館公使や
中東アフリカ局参事官などを歴任し多くの国際舞台を踏む。
現在は外交政策の研究や評論でも活躍しており、特に中東情勢には詳しい。
今回の公演の冒頭で、外交政策でも中東問題でも最近は「偽専門家が多い」と先制パンチ。
例えば安易に全米という言葉を使う人。
アメリカの多様な社会を理解すると全米などありえず「信用できない」と。
講演のテーマの一つはオバマ政権の外交政策。
4月22日にクリントン国務長官が行った下院での外交演説を踏まえて解説。
同国務相が議会で演説する場合、まず中東問題、
次いで日本など同盟国との関係強化、
そして中国、インド、ロシアなど新興国との協力関係の順になると指摘。
その上で「新外交といっても急に新しい外交が出来るわけではない」とした。
オバマ政権下では国務省に限らず各省の次官、局長、補佐官など
実務をやる人事がまだ決まっていない実態を紹介した。
特に局長以上は議会承認が必要なため辞退者が多いのも原因という。
オバマ政権がまず取り組む政策では第一に経済の建て直し、
第二にブッシュ政権で傷ついた国際的信用の回復、
第三に失業や医療など社会問題への対応―を挙げた。
特に外交では最もマイナスになった中東政策を元に戻すことを優先する姿勢。
中東問題では欧米の視点だけでなくアラブと欧米の歴史的関係をみる重要性を説き、
その上でイラクの現状やイランの核問題、
イスラエル対アラブの関係などについて詳しく報告した。

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