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湯本雅士 日本の財政―何が問題かの著者【講演CD:サブプライム問題の教訓~日本の経済政策にどう生かすか~】
出版社 暦日会、パワーレクチャー
再生時間 01:15:58
添付資料 なし
販売開始日 2009/5/30
トラック数 3
購入音源の倍速版 なし(アプリでの倍速再生は可能です)
作品紹介
日銀出身で、東証常務理事を務めた湯本氏。世界的不況の深刻な拡大の主原因を突き止めた、名講演となっています!
湯本雅士氏は日銀時代に金融政策などにかかわり、
その後、東京証券取引所常務理事として証券市場の運営にも携わっています。
湯本氏はまず07年春先から表面化した米国のサブプライム問題が、
予想を超える深刻さで広まった世界不況の経緯を分析し、
金融・財政問題について詳しく解説しました。
金融や財政に興味ある人にとっては大変参考になる内容であり、
また一般の人にとってもいま話題になっている
財政支出問題などを理解する上で有意義です。
世界的不況の深刻な拡大は金融システムの担い手である
銀行の構造変化によると湯本氏は指摘。
具体的には
本来なら預貯金、貸し出しを主業務とする商業銀行が投資銀行化し、
また投資目的の投資銀行が投機的なヘッジファンドと化し、
さらにデリバティブ(銀行派生商品)の増大などを挙げました。
また日本を始め各国政府・中央銀行が打ち出している財政支出の動きについては
「危機を克服するために同意されつつある」とし、評価しました。
ただ財政支出による公共事業に関しては
「将来の世代が恩恵を受けるようなインフラ整備が大事」と語り、
環境保全や省エネ関連事業、社会保障制度などの拡充を優先すべきとの考えを示しました。
これにより「国民が安心して暮らせる環境整備が必要」とし、単なる「バラマキ投資」を強く戒めました。
ただ経済が回復軌道に入った段階、つまり「出口」のところで、
公的資金の投入による金融や財政支出を抑制に転じることが出来るかどうかが問題、と指摘しました。
湯本雅士氏は日銀時代に金融政策などにかかわり、
その後、東京証券取引所常務理事として証券市場の運営にも携わっています。
湯本氏はまず07年春先から表面化した米国のサブプライム問題が、
予想を超える深刻さで広まった世界不況の経緯を分析し、
金融・財政問題について詳しく解説しました。
金融や財政に興味ある人にとっては大変参考になる内容であり、
また一般の人にとってもいま話題になっている
財政支出問題などを理解する上で有意義です。
世界的不況の深刻な拡大は金融システムの担い手である
銀行の構造変化によると湯本氏は指摘。
具体的には
本来なら預貯金、貸し出しを主業務とする商業銀行が投資銀行化し、
また投資目的の投資銀行が投機的なヘッジファンドと化し、
さらにデリバティブ(銀行派生商品)の増大などを挙げました。
また日本を始め各国政府・中央銀行が打ち出している財政支出の動きについては
「危機を克服するために同意されつつある」とし、評価しました。
ただ財政支出による公共事業に関しては
「将来の世代が恩恵を受けるようなインフラ整備が大事」と語り、
環境保全や省エネ関連事業、社会保障制度などの拡充を優先すべきとの考えを示しました。
これにより「国民が安心して暮らせる環境整備が必要」とし、単なる「バラマキ投資」を強く戒めました。
ただ経済が回復軌道に入った段階、つまり「出口」のところで、
公的資金の投入による金融や財政支出を抑制に転じることが出来るかどうかが問題、と指摘しました。
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