チケット対象
中村逸郎 ロシアはどこに行くのか─タンデム型デモクラシーの限界の著者【講演CD:ロシアはどこへ行く~双頭指導体制型デモクラシーの限界~】
出版社 暦日会、パワーレクチャー
再生時間 01:13:08
添付資料 なし
販売開始日 2009/4/11
トラック数 1
購入音源の倍速版 なし(アプリでの倍速再生は可能です)
作品紹介
かつての大国の面影を失いつつあるロシア。世界同時不況の波が直撃した生々しい経済の実情や、ロシア正教と政治の癒着など「ロシアの今」を筑波大学教授の中村がルポタージュする。
中村逸郎氏はロシアの研究を続けており、 現地にも度々足を運んで昨年12月から今年3月までに3回も訪問して情報を収集。
近年、同国ではロシア正教の勢いが増しており、その状況を踏まえて政治経済社会の実態を生々しく紹介した。
まず経済状態。
昨年夏まで天然資源価格の高騰を背景にビジネスセンターや高級マンションの建設ラッシュに沸き絶好調だった。
それが今や様変わりで高級マンションなどの建設は中止に追い込まれ、
高級スーパー・百貨店では70%引セールでも売れ残っている状態で「2008年夏とは鮮烈な違い」という。
世界同時不況の波は資源依存のロシア経済を直撃し企業は減産、失業者は900万人にも及ぶ。
ルーブル安で食料品など輸入物価は高騰し、金利は40%もの異常高とか。
社会の腐敗は一向に改善されず、裁判でも賄賂がまかり通る実情を紹介する。
そうした状況の中で近年ロシア正教の勢力増大が目立ち、国民の70〜80%にも達するという。
しかも政治と癒着し、
ソ連時代に没収された協会の土地や建物の返還を利用してビジネスを起こすなどして利益を得ている実態を明らかにした。
政治体制ではプーチン首相=メドベージェフ大統領の双頭指導体制の行方。
70%台を維持してきたプーチン、メドベージェフの支持率は50%を割り込んでいる。
しかし互いに支持層を補完し利用しあって政権を運営していると分析。
2012年の大統領選に再度プーチンが大統領に復帰する可能性は「かなり高まっている」と予測する。
その場合、メドベージェフが抵抗して「権力闘争が起こる可能性もある」とした。
中村逸郎氏はロシアの研究を続けており、 現地にも度々足を運んで昨年12月から今年3月までに3回も訪問して情報を収集。
近年、同国ではロシア正教の勢いが増しており、その状況を踏まえて政治経済社会の実態を生々しく紹介した。
まず経済状態。
昨年夏まで天然資源価格の高騰を背景にビジネスセンターや高級マンションの建設ラッシュに沸き絶好調だった。
それが今や様変わりで高級マンションなどの建設は中止に追い込まれ、
高級スーパー・百貨店では70%引セールでも売れ残っている状態で「2008年夏とは鮮烈な違い」という。
世界同時不況の波は資源依存のロシア経済を直撃し企業は減産、失業者は900万人にも及ぶ。
ルーブル安で食料品など輸入物価は高騰し、金利は40%もの異常高とか。
社会の腐敗は一向に改善されず、裁判でも賄賂がまかり通る実情を紹介する。
そうした状況の中で近年ロシア正教の勢力増大が目立ち、国民の70〜80%にも達するという。
しかも政治と癒着し、
ソ連時代に没収された協会の土地や建物の返還を利用してビジネスを起こすなどして利益を得ている実態を明らかにした。
政治体制ではプーチン首相=メドベージェフ大統領の双頭指導体制の行方。
70%台を維持してきたプーチン、メドベージェフの支持率は50%を割り込んでいる。
しかし互いに支持層を補完し利用しあって政権を運営していると分析。
2012年の大統領選に再度プーチンが大統領に復帰する可能性は「かなり高まっている」と予測する。
その場合、メドベージェフが抵抗して「権力闘争が起こる可能性もある」とした。
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