作品紹介
【小学館の名作文芸朗読】
森の中の戦闘で敵兵を銃剣で突き刺した直後、両脚に被弾して倒れた志願兵イワーノフ。気がつくと、味方は去り、山査子の灌木の茂みに一人取り残されていた。身動きもままならぬまま、彼のすぐそばには、自分が手にかけた大男の敵兵の死骸が横たわっている。渇きに耐えかね、死骸の吸筒の水で命をつなぎながら、彼は故郷の母や許嫁マリヤを思い、従軍を志した過去を悔やむ。
森の中の戦闘で敵兵を銃剣で突き刺した直後、両脚に被弾して倒れた志願兵イワーノフ。気がつくと、味方は去り、山査子の灌木の茂みに一人取り残されていた。身動きもままならぬまま、彼のすぐそばには、自分が手にかけた大男の敵兵の死骸が横たわっている。渇きに耐えかね、死骸の吸筒の水で命をつなぎながら、彼は故郷の母や許嫁マリヤを思い、従軍を志した過去を悔やむ。
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