作品紹介
1911年に発表された、谷崎の創作としては8作目の小説。谷崎はこのときまだ東京帝国大学国文学科に在籍していた。商業雑誌に掲載されたことにより、この作品が谷崎が作家として一躍有名になるきっかけとなった。作品の舞台となっているのは谷崎自身が幼少期を過ごした日本橋蠣殻町界隈。谷崎は「少年」は前期の作品のうちでは、一番キズのない、完成されたものであることを作者は信じると自ら言っている。森鴎外が褒め、永井荷風が絶賛した「少年」をぜひお聴きください。
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