作品紹介
【小学館の名作文芸朗読】
ある北国の村に大きな鐘のある寺があって、年老いたお坊さまと、寺男と十三、四の娘が住んでいた。寺男が鳴らす鐘の音で、百姓達は目を覚まし、圃や田へ出掛け、昼休みを取り、暮れ方に仕事を切り上げる。だが、この二、三日、鐘が鳴らない日が続いた。百姓達は寺に押しかけ、病気の寺男に鐘をつけなければ他の者に仕事をさせると告げる。その様子を見ていた寺男の娘は、父の病気を治すため、お坊さまから聞いた赤いすいれんの花を探しに行く。
ある北国の村に大きな鐘のある寺があって、年老いたお坊さまと、寺男と十三、四の娘が住んでいた。寺男が鳴らす鐘の音で、百姓達は目を覚まし、圃や田へ出掛け、昼休みを取り、暮れ方に仕事を切り上げる。だが、この二、三日、鐘が鳴らない日が続いた。百姓達は寺に押しかけ、病気の寺男に鐘をつけなければ他の者に仕事をさせると告げる。その様子を見ていた寺男の娘は、父の病気を治すため、お坊さまから聞いた赤いすいれんの花を探しに行く。
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