作品紹介
【小学館の名作文芸朗読】
『貧しき人々の群』『伸子』などの代表作で知られ、昭和期に活動した作家の社会評論。国際的という言葉の奥に、どんな特殊な日本らしい感情の陰が沈んでいるだろうか。日本の国際感覚には、後進国らしく封建くさく、世界の仲間入りという要素が強い。対等に付き合うのが規定の事実で、それから先どう付き合うかが問題であるヨーロッパの国際性とは異なる。だが明治以来の日本は、女性さえも中国・朝鮮に対して侵略以外に知らないのである。
『貧しき人々の群』『伸子』などの代表作で知られ、昭和期に活動した作家の社会評論。国際的という言葉の奥に、どんな特殊な日本らしい感情の陰が沈んでいるだろうか。日本の国際感覚には、後進国らしく封建くさく、世界の仲間入りという要素が強い。対等に付き合うのが規定の事実で、それから先どう付き合うかが問題であるヨーロッパの国際性とは異なる。だが明治以来の日本は、女性さえも中国・朝鮮に対して侵略以外に知らないのである。
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