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佐藤春夫「現代語訳 徒然草」(上巻)―序~109段
出版社 響林社
ナレーター大志田瞬(新AI合成音声)
再生時間 01:43:49
添付資料 なし
出版日 2025/12/13
販売開始日 2025/12/18
トラック数 6
作品紹介
吉田兼好による中世の名随筆『徒然草(つれづれぐさ)』を、佐藤春夫が全訳したものです。無常観や人生の教訓的な内容もある一方で、人間模様や、女性論、恋愛論もまた非常におもしろく書かれていて、まるで現代の人間のあれこれを描いているのかと見まごうような観察、省察も多数あり、退屈しません。
地位の高い人物であっても俗物的な振る舞いがなされる例が紹介されたり、恋愛論などは秀逸なものが多々含まれています。女性の脛の白いのを見て神通力を失った仙人の話は有名ですが、兼好は、色欲を食欲、名誉欲と並ぶ三大煩悩として、理解を示しています。「恋を解さない男は無粋である」「時々通う関係の方が新鮮で長持ちする」「障害を乗り越えて結ばれた恋ほどいい」「実らなかった恋を想うことが本当の色好み」等、味わい深いことを述べています。どこから読んでも興味深い人間観察が見られることでしょう。
上巻の朗読は、序~109段を収録しています。
地位の高い人物であっても俗物的な振る舞いがなされる例が紹介されたり、恋愛論などは秀逸なものが多々含まれています。女性の脛の白いのを見て神通力を失った仙人の話は有名ですが、兼好は、色欲を食欲、名誉欲と並ぶ三大煩悩として、理解を示しています。「恋を解さない男は無粋である」「時々通う関係の方が新鮮で長持ちする」「障害を乗り越えて結ばれた恋ほどいい」「実らなかった恋を想うことが本当の色好み」等、味わい深いことを述べています。どこから読んでも興味深い人間観察が見られることでしょう。
上巻の朗読は、序~109段を収録しています。
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