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骨牌会の惨劇

出版社 丸竹書房

ナレーター七味春五郎

再生時間 00:28:48

添付資料 なし

販売開始日 2025/8/25

トラック数 7

作品紹介

あらすじ
 精一と啓子の兄妹のもとに、親類中で「どら息子」と評判の昆虫学者・権田安敦から骨牌会の招待状が届く。吝嗇家で変人の安敦は、かつて親類の娘たちに片端から求婚しては断られた過去があり、精一の婚約者である槇山節子もその一人だった。
 パーティーの夜、同じく節子に執着する不良青年の長谷部謙三も出席しており、不穏な空気が流れる。会が始まると、節子のもとに「血まみれの花束」が届けられ、人々は謙三の仕業かと疑う。その後、安敦は節子の胸に「命がけの愛情」という名の美しい蘭の花を飾ってやるが、そこには怖ろしい罠が。


■登場人物一覧
・精一: 物語の語り手の一人。理知的で、妹と婚約者を守ろうとする青年。

・啓子: 精一の妹。快活で、安敦や謙三を警戒している。

・権田安敦: 骨牌会の主催者。マレーシア育ちの昆虫学者。吝嗇家で執念深く、求婚を断られた腹いせに節子を殺害しようとする。

・槇山節子(お節さん): 精一の婚約者。心優しく美しい少女で、物語のヒロイン。

・長谷部謙三: 不良と噂される青年。節子に乱暴に言い寄った過去があるが、実は彼女を深く愛しており、命をかけて守る。

・カロス: 安敦に仕えるマレーシア人の従僕。主人に忠実。

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