作品紹介
【小学館の名作文芸朗読】
王と妃には十二人の王子がいたが、王は「こんど生まれる子どもが、もし女の子だったら、十二人の男の子はみんな殺してしまおう。そして、その女の子の財産がたくさんになって、この国がその子ひとりだけのものになるようにしてやろう。」と言い、棺まで用意する。妃は末子ベンジャミンに打ち明け、兄弟たちを森に逃がすが、ついに”みんなが殺ころされることにきまった”という合図が告げられてしまう。
王と妃には十二人の王子がいたが、王は「こんど生まれる子どもが、もし女の子だったら、十二人の男の子はみんな殺してしまおう。そして、その女の子の財産がたくさんになって、この国がその子ひとりだけのものになるようにしてやろう。」と言い、棺まで用意する。妃は末子ベンジャミンに打ち明け、兄弟たちを森に逃がすが、ついに”みんなが殺ころされることにきまった”という合図が告げられてしまう。
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