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平賀源内捕物帳 山王祭の大象

出版社 丸竹書房

ナレーター七味春五郎

再生時間 00:56:33

添付資料 なし

販売開始日 2025/4/24

トラック数 6

作品紹介

▼あらすじ解説▼
 江戸で最も華やかといわれる山王祭。その年番である麹町の町衆は、大掛かりな曳物として巨大な「白象」の作り物を出すことになり、大いににぎわいます。ところがその祭列の最中、白象の胸から真っ赤な血が滴り落ちるという前代未聞の事件が発生。

 急いで白象の中を改めると、そこには美しい清元の師匠・里春の死体が──。誰が、いつ、どのようにして彼女を象の中に隠したのか。四人の担ぎ手それぞれに複雑な事情や思惑があり、さらに平賀源内の鋭い洞察がからむことで、事件は思いもよらぬ真相へと導かれていきます。

 江戸っ子たちが誇りをかけて盛り上げる山王祭の熱気を背景に、巧妙な仕掛けが施された“象の拵え”が引き起こす不可解な殺人事件。その謎を追う捕物帖ならではの緊迫感と、恋や思惑が交錯する人間模様が織りなす読み応えが魅力です。



▼登場人物一覧▼

里春(さとはる)
 清元の師匠。艶やかな芸と美貌で評判だったが、祭礼当日の象の中で無残にも殺害された。複雑な恋情が事件の伏線となる。

美濃清(みの せい)
 大経師(表具師)の名跡を継ぐ若き職人。父の代から手がけた白象の拵えにも関わり、人々の目を引く職人芸を見せる一方、里春への思いが事件にどう絡んでいるのか疑いを受ける。

佐渡屋 定太郎(さどや さだたろう)
 両替商・佐渡屋の跡取り息子。商法修行で各地を回ったが、帰江後に里春との関係が噂の的に。近々、結納が控えているが、その縁談との板挟みが彼を苦しめる。

瀬田屋 藤助(せたや とうすけ)
 担(かつぎ)呉服業を営む男。祭礼で白象の後脚を担ぐ一人。近ごろ麹町へ移ってきたばかりで素性は多く知られていないが、里春とのあいだに何らかの事情があるのか注目される。

植亀(うえき)
 庭師。腕前の高さで大名屋敷の庭仕事も務めるなど信用が厚い。芸事にも通じており、里春やその周囲の“狼連”とは一線を画する。事件当日、白象を担ぐ四人の一人となる。

土州屋 伝兵衛(どしゅうや でんべえ)
 北町奉行所のお手先(御用聞き)。祭礼の警固に携わるなか、白象の流血事件を知ってすぐに捜査に乗り出す。豪快な性格と人情味で周囲からも頼りにされる存在。

戸田 重右衛門(とだ じゅうえもん)
 南町奉行所の同心。いわゆる“成り上がり”で、伝兵衛とは犬猿の仲。権柄じみた態度が鼻につくが、事件への嗅覚は鋭く、独自の手で動きを見せる。

平賀 源内(ひらが げんない)
 幕府公認の“本草学者”とも奇人とも称される発明家。どこか飄々としながらも論理的思考で真相に迫り、捕物の鍵を握る存在感を示す。

 祭礼の熱狂に沸く江戸を舞台にした怪事件を、捜査に当たる人々の駆け引きや恋のもつれを交えて描く捕物帖。平賀源内の推理が冴えわたる結末にもご注目ください。朗読の世界で、江戸の祭りの喧騒と謎解きの妙味をどうぞお楽しみください。

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