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作品紹介
■落武者日記
昭和十六年三十八歳のときの作品。講談雑誌四月号掲載です。日米開戦を周五郎先生はラジオを前にきいていたらしく、「ひっそりと息を殺していた」そうで、内閣情報局が文化芸術においても、管轄統制の圧力をかけはじめます。そんな中で、周五郎先生は作品を書き続けました。
落武者日記は、関ヶ原のちが舞台で、西軍石田方についた祐八郎は、主君を見失い、山野をさまよう。途中友人をなくし、落ち武者狩りにおいたてられていくが。
■登場人物紹介
大畑 祐八郎……石田三成の家臣。関ケ原合戦に破れて主君と離れる。
田ノ口義兵衛……石田三成の家臣。
若 菜……祐八郎の亡き妻。
ま つ……農家の娘。怪我をしていた祐八郎を匿う。
柏山 条助……まつの兄。
徳川 家康……東軍の主将。
■落武者日記 用語集
・響音(きょうおん)
響き渡る音。特に、広がりや余韻を持つ音を指し、山谷や大きな空間で反響する音などを表現する。
・永代(えいたい)
永久、または非常に長い期間を指す。
・幕営(ばくえい)
野外に陣を張って宿営すること。軍隊が野外に仮設の施設を設けて泊まることを指す。
・扈従(こじゅう)
高貴な人物に従って護衛やお供をすること。また、その役目を果たす人。
・八千(やち)
具体的な数値としての8000を意味するが、古典や文学では、非常に多い数を象徴的に表す場合もある。「八千代」として、永遠の繁栄を願う表現に使われることも多い。
昭和十六年三十八歳のときの作品。講談雑誌四月号掲載です。日米開戦を周五郎先生はラジオを前にきいていたらしく、「ひっそりと息を殺していた」そうで、内閣情報局が文化芸術においても、管轄統制の圧力をかけはじめます。そんな中で、周五郎先生は作品を書き続けました。
落武者日記は、関ヶ原のちが舞台で、西軍石田方についた祐八郎は、主君を見失い、山野をさまよう。途中友人をなくし、落ち武者狩りにおいたてられていくが。
■登場人物紹介
大畑 祐八郎……石田三成の家臣。関ケ原合戦に破れて主君と離れる。
田ノ口義兵衛……石田三成の家臣。
若 菜……祐八郎の亡き妻。
ま つ……農家の娘。怪我をしていた祐八郎を匿う。
柏山 条助……まつの兄。
徳川 家康……東軍の主将。
■落武者日記 用語集
・響音(きょうおん)
響き渡る音。特に、広がりや余韻を持つ音を指し、山谷や大きな空間で反響する音などを表現する。
・永代(えいたい)
永久、または非常に長い期間を指す。
・幕営(ばくえい)
野外に陣を張って宿営すること。軍隊が野外に仮設の施設を設けて泊まることを指す。
・扈従(こじゅう)
高貴な人物に従って護衛やお供をすること。また、その役目を果たす人。
・八千(やち)
具体的な数値としての8000を意味するが、古典や文学では、非常に多い数を象徴的に表す場合もある。「八千代」として、永遠の繁栄を願う表現に使われることも多い。
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