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恋の伝七郎

出版社 丸竹書房

ナレーター七味春五郎

再生時間 01:35:58

添付資料 なし

販売開始日 2025/1/21

トラック数 15

購入音源の倍速版 なし(アプリでの倍速再生は可能です)

作品紹介

1946年(昭和21年)10月 『講談雑誌』 五周亭酒竹名義

 福山藩十万石の城下町。中老・永井平左衛門の三男として生まれた永井伝七郎は、どうにも不器用で冴えない男。兄や父からは「鈍才」「面汚し」と見下され、城下でも「暗く冴えない三男坊」として侮られる日々。

 かつて伝七郎と幼なじみだった村松銀之丞は、足軽組頭の息子から抜群の才覚と美貌で頭角を現し、若くして藩の師範代や要職を得て出世街道を驀進していた。そんな銀之丞に翻弄されつつも、伝七郎は密かに沖田三枝(剣術師範の娘)へ想いを寄せていたのだが。

 銀之丞は「三枝も実はお前に好意を持っている」と伝七郎を焚きつけ、彼を“恋の体当たり”へ導いていく。

 果たして、伝七郎の恋は実るのか?人生の一発逆転は起こるのか?
 みんながちがってみんないい、そんな物語です。


■登場人物
・永井伝七郎
 主人公。福山藩10万石、中老永井平左衛門の三男。
 醜男で武芸や学問も不得手だが、心根は優しく誠実。
 沖田三枝への片思いが物語の中心となる。

・村松銀之丞
 福山藩の剣術師範代。端麗な容貌と卓越した武芸・学問を持つ。
 伝七郎の幼馴染だが、冷酷で計算高い一面がある。

・沖田三枝
 福山藩剣術師範沖田源左衛門の娘。
 端麗な容姿で笑顔が絶えない女性。
 伝七郎が密かに想いを寄せる相手。

・忠太郎
 伝七郎の幼馴染で町人。鍛冶屋町の裏長屋に住む大工。
 貧しいながらも正直で義理堅い性格で、伝七郎を支える良き友。
 伝七郎の逃避行や三枝の掠奪計画に協力する。

・沖田源左衛門
 福山藩剣術師範で三枝の父。
 実直な武士だが、伝七郎の申し入れを断り、村松との縁談を優先する。

・永井平左衛門
 伝七郎の父で福山藩中老(900石取り)。
 名誉心が強く、伝七郎を厳しく叱責する。

・永井平助
 伝七郎の長兄で永井家の納戸役。
 父と同様、伝七郎に厳しく接する。

・永井門之助
 伝七郎の次兄で中小姓。
 兄弟の中でも特に伝七郎を軽蔑し、冷酷な態度を取る。

・来田庄兵衛
 永井家の家士。
 温厚で伝七郎の唯一の味方的存在。金銭の貸与や助言をする。

・安倍内記
 福山藩の重役。三枝が招かれた宴席を主催する。



■用語集
**喧伝(けんでん)**
広く言いふらし、多くの人々に知らしめること。特に、噂や情報を盛んに広めることを指します。

**寵愛(ちょうあい)**
特別に愛すること。特に、主君や高貴な人物が特定の人に対して深い愛情を注ぐことを指します。

**莫逆(ばくぎゃく)**
心が非常に合い、全く反目しないこと。特に、親友や親しい関係を指します。

**誼(よしみ)**
親しい関係や友情。互いの信頼や情誼によって結ばれた関係を指します。

**数寄屋(すきや)**
茶室や風雅な趣を重んじた建物のこと。茶の湯を行うための建築様式を指します。

**奥殿(おくどの)**
邸宅や屋敷の奥にある部屋。特に、高貴な女性の居室を指すことが多い。

**憂悶(ゆうもん)**
深い悲しみや悩み。心の中に抱える憂鬱な気持ちを指します。

**気色(けしき)**
表情や態度。または、心の内が表に現れた様子。

**友誼(ゆうぎ)**
友人同士の親しい関係や友情。信頼と絆に基づいた友人関係を指します。

**左封じ(ひだりふうじ)**
左手や左側の動きを封じること。また、転じて、不利な状況や弱点を抑える意味にも使われる。

**おめもじ(お目文字)**
高貴な人物や目上の人にお会いすること。謹んで面会することを指します。

**麗日(れいじつ)**
美しい晴れた日。特に、天候が良く、空が晴れ渡った快晴の日を指します。

**閨門(けいもん)**
家庭や家族、特に女性の私生活を指す。結婚生活や夫婦の関係を示すこともあります。

**名聞(みょうもん)**
名声や評判。世間に広まったその人の評価や名声を指します。

**別当(べっとう)**
特定の職務や役割を担当する人。特に、神社や仏閣で職務を行う人や役職名として用いられます。

**来駕(らいが)**
高貴な人物や目上の人が訪れること。特に、天皇や貴族の来訪を表します。

**意趣(いしゅ)**
心の中に抱く恨みや考え。また、意図や目的を指す場合もあります。

**拝揖(はいゆう)**
礼儀として手を合わせて挨拶すること。特に、目上の人に対して敬意を表す行動。

**法度(はっと)**
法律や規則。特に、江戸時代における武士や町民の生活を統制するために制定された規範を指します。


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