作品紹介
1940年(昭和15年)9~10月 『国の華』
夫の主馬が江戸へ登ってから、残された新妻の宇女は、舅の図書に嫌われ、実家へ追われてしまった。そんな中、婚家の疋田家は、山脇家と決戦をむかえる事態となった。宇女は、夫に任された婚家を守るために、長刀をかいこんで、疋田家に戻る。約束を果たすために。
□登場人物紹介
宇女 ……疋田主馬の妻。舅から実家に帰されたる。
嘉右衛門……宇女の父。
金之助 ……宇女の兄。
疋田主馬……宇女の夫。宇女に父を頼み江戸を赴く。
疋田図書……譜代の名門の老職。主馬の父。
佐竹修理大夫義隆……藩主。
山脇 長門……廻座の胆入。疋田家を総勢二百人で襲撃する
斎田小五郎……疋田家家士。
六郎右衛門……老家扶。
速水左右助……疋田家鉄砲組。
橋田 藤吉……疋田家家士。
速水 数馬……疋田家家士。左右助の弟。
和下軍兵衛……疋田家家士。
佐竹 義寘……藩主の弟。角館の分家。
柿沢壱岐介……角館の御旗本頭。上使。
沼内市郎兵衛……上使の副役。
沢田源十郎……上使の副役。
■用語集
有半……その半分
懸隔……非常に差があること
叢林……木の群がっている林
名聞……世間での評判
転封……テンポウ・国替え
翼下……保護の内。傘下
矜持……キョウジ・自負。プライド
仕儀……おもわしくない結果、事態。
逆茂木……敵の侵入を塞ぐために、先端を鋭くとがらせた木の枝を外に向けて並べ、結び合わせた柵。さかもがり。
什器……ジュウキ・家具類。器具。
家扶……家務・会計に携わった人
先手……サキテ・先陣。先鋒
下知……命令
先途……行き先。前途。
活物……カツブツ・生きて活動している物
譴責……しかり責めること
傷所……キズショ・傷口
傷者……ショウシャ・負傷者
夫の主馬が江戸へ登ってから、残された新妻の宇女は、舅の図書に嫌われ、実家へ追われてしまった。そんな中、婚家の疋田家は、山脇家と決戦をむかえる事態となった。宇女は、夫に任された婚家を守るために、長刀をかいこんで、疋田家に戻る。約束を果たすために。
□登場人物紹介
宇女 ……疋田主馬の妻。舅から実家に帰されたる。
嘉右衛門……宇女の父。
金之助 ……宇女の兄。
疋田主馬……宇女の夫。宇女に父を頼み江戸を赴く。
疋田図書……譜代の名門の老職。主馬の父。
佐竹修理大夫義隆……藩主。
山脇 長門……廻座の胆入。疋田家を総勢二百人で襲撃する
斎田小五郎……疋田家家士。
六郎右衛門……老家扶。
速水左右助……疋田家鉄砲組。
橋田 藤吉……疋田家家士。
速水 数馬……疋田家家士。左右助の弟。
和下軍兵衛……疋田家家士。
佐竹 義寘……藩主の弟。角館の分家。
柿沢壱岐介……角館の御旗本頭。上使。
沼内市郎兵衛……上使の副役。
沢田源十郎……上使の副役。
■用語集
有半……その半分
懸隔……非常に差があること
叢林……木の群がっている林
名聞……世間での評判
転封……テンポウ・国替え
翼下……保護の内。傘下
矜持……キョウジ・自負。プライド
仕儀……おもわしくない結果、事態。
逆茂木……敵の侵入を塞ぐために、先端を鋭くとがらせた木の枝を外に向けて並べ、結び合わせた柵。さかもがり。
什器……ジュウキ・家具類。器具。
家扶……家務・会計に携わった人
先手……サキテ・先陣。先鋒
下知……命令
先途……行き先。前途。
活物……カツブツ・生きて活動している物
譴責……しかり責めること
傷所……キズショ・傷口
傷者……ショウシャ・負傷者
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