会社を変えるということ 社員と企業が成長し続けるシンプルな本質

日本最大級の食品メーカー・味の素を変革した伝説の副社長が初めて明かす企業変革の全手法
本書は、日本企業特有の実情に沿って書き下ろされた、これまでにない企業変革の本です

年功序列、忖度、あうんの呼吸など空気の読みあい、変化を恐れてリスクを避ける保守的な考えが、日本企業の成長を妨げている！

名和高司氏推薦！
「ここに描かれた変革実話をヒントに、目覚めよ日本企業！」

この本の特徴
・実例をもとに変革のポイントを図解
・抽象的な理論は一切なし。実際に味の素で使われた考え方を効果とともに紹介
・経営者目線と若手目線の両方から読める

「はじめに」より
私が味の素に入社したときから副社長になるまで、社内で出会ってきた多くの人財は、間違いなく優秀でした。
しかし、当時の味の素では、そんな個々には優秀であるはずの人財が、会社の一部である組織・会社員となった瞬間に、忖度(そんたく)文化に縛られて仕事をするようになっていました。当然、本来持っている力量も発揮することはできません。
日本の伝統企業にありがちなこの風景を新入社員から垣間見てきた私は、役員になったころから、味の素の経営は、いつ衰退の危機に陥っても不思議ではないと感じるようになりました。