作品紹介
1946年(昭和21年)2月 『講談雑誌』発表作品。
伊兵衛と宗之助。
幼いときから、切磋琢磨してきた親友二人だが、江戸から国政をとるべく国元へもどった宗之助は、領民、藩士におもねるような風評をながすようになる。伊兵衛は、これをいさめるよう、重臣たちにたのまれるが、友は変心してしまったのか。
さらに、伊兵衛がひそかに思いを寄せるさえとの、婚約の仲立ちを頼まれることになり。
揺れ動く男女の心の機微を、虹のように鮮やかに書き綴った好短編です!
■登場人物紹介
樫村伊兵衛……筆頭年寄。宗之助から、さえとの結婚の仲立ちを頼まれる。
さえ……料亭「桃園」の娘。
脇田宗之助……国家老で、伊兵衛の友人。さえを見初める。
大槻又左衛門……前国家老。
又木内膳……江戸からの藩士。
戸田大学……江戸からの藩士。
津村条太郎……江戸からの藩士。
石岡頼母……年寄役。
蜂谷恭之進……年寄役。
■用語集
屏息……ヘイソク・息を殺してじっとしてるいこと。または、畏れ縮むこと
鞭撻……ベンタツ・努力するように励ますこと
華麗……カレイ・美女
昼餐……チュウサン
帷幄……イアク・作戦を立てるところ
半作……ハンサク・農作物の収穫が平年の半分であること
規矩……考えや行動の基準とするもの。手本。規則
沛然……ハイゼン・雨が勢いよくふる様
伊兵衛と宗之助。
幼いときから、切磋琢磨してきた親友二人だが、江戸から国政をとるべく国元へもどった宗之助は、領民、藩士におもねるような風評をながすようになる。伊兵衛は、これをいさめるよう、重臣たちにたのまれるが、友は変心してしまったのか。
さらに、伊兵衛がひそかに思いを寄せるさえとの、婚約の仲立ちを頼まれることになり。
揺れ動く男女の心の機微を、虹のように鮮やかに書き綴った好短編です!
■登場人物紹介
樫村伊兵衛……筆頭年寄。宗之助から、さえとの結婚の仲立ちを頼まれる。
さえ……料亭「桃園」の娘。
脇田宗之助……国家老で、伊兵衛の友人。さえを見初める。
大槻又左衛門……前国家老。
又木内膳……江戸からの藩士。
戸田大学……江戸からの藩士。
津村条太郎……江戸からの藩士。
石岡頼母……年寄役。
蜂谷恭之進……年寄役。
■用語集
屏息……ヘイソク・息を殺してじっとしてるいこと。または、畏れ縮むこと
鞭撻……ベンタツ・努力するように励ますこと
華麗……カレイ・美女
昼餐……チュウサン
帷幄……イアク・作戦を立てるところ
半作……ハンサク・農作物の収穫が平年の半分であること
規矩……考えや行動の基準とするもの。手本。規則
沛然……ハイゼン・雨が勢いよくふる様
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