遊牧民が歌うオルティンドー（世界の音風景シリーズ）

ポッドキャスト「木村勝英のサウンドミュージアム」にて配信したシリーズ「世界の音風景」から、「遊牧民が歌うオルティンドー」をお届けします。

オルティンドーとはモンゴル語で長い歌という意味をもつ民謡。名前の通り息の長い発声をして高音を強調し、メロディーを細かく装飾された叙情的な歌です。また遊牧民が口ずさむ歌には暮らしと切り離せない相棒の馬への思い、自然からの恩恵を受ける山や川、それと家族や家畜などを賞賛する歌が多いといいます。

曲の間に草原を移動しながら様々なポイントで収録した音源を臨場感出す為、インサートしてみました。放牧された馬、牛、山羊、羊、ヤク、ラクダなどの家畜類が点在する中。冬眠していたタルバガンが土の中から飛び出し、バッタが羽音立てて飛びまわり、草原で生きる動物や鳥たちが短いモンゴル草原の夏を活発に動きまわる「音風景」を挿入しました。

詳しい音声の説明は、PDFファイルでご覧いただけます。

単品では下記3シリーズを1作品ずつご購入いただけます。こちらもぜひご利用ください。

音で読む小説
世界の音風景
音の歳時記