遊牧民の奏でる馬頭琴（世界の音風景シリーズ）

ポッドキャスト「木村勝英のサウンドミュージアム」にて配信したシリーズ「世界の音風景」から、「遊牧民の奏でる馬頭琴」をお届けします。

馬頭琴はモンゴル騎馬民族の象徴であるチンギスハーンの遊牧帝国以前より2000年以上も長くモンゴル大草原に奏でられてきた楽器といわれます。２本の弦は馬の尻尾を数十から数百本束ね、弓も馬の毛を張って作り、また楽器の棹の先端部には馬の頭の形をした彫刻が施されているのが特徴です。モンゴルでは家（ゲル）で馬頭琴を奏でると幸運が訪れるとされ、ヒーモリ（風の馬）と呼ばれ、縁起がよいとされます。遊牧民のソロ演奏をウランバートルで収録しました。
草原のチェロとも形容される力強く心に響く音色をお聴きください。

詳しい音声の説明は、PDFファイルでご覧いただけます。

単品では下記3シリーズを1作品ずつご購入いただけます。こちらもぜひご利用ください。

音で読む小説
世界の音風景
音の歳時記