作品紹介
【小学館の名作文芸朗読】
城の中の御殿に住むお姫さまは、毎日、歌をうたい、音楽を奏していたが、外へ出て世の中を見たいと願っていた。ある日、同じ年頃の貧しい女が城の奥深くに入ってくる。着物を交換して彼女と入れ替わり、しばらくの間、城を出て行く。お姫さまは唄うたいとなって旅を続けるうちに、どこにいるかも分からなくなってしまう。ふるさとを思い出しては涙にむせんでいたある日、懐かしい小鳥の声を耳にする。
城の中の御殿に住むお姫さまは、毎日、歌をうたい、音楽を奏していたが、外へ出て世の中を見たいと願っていた。ある日、同じ年頃の貧しい女が城の奥深くに入ってくる。着物を交換して彼女と入れ替わり、しばらくの間、城を出て行く。お姫さまは唄うたいとなって旅を続けるうちに、どこにいるかも分からなくなってしまう。ふるさとを思い出しては涙にむせんでいたある日、懐かしい小鳥の声を耳にする。
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