作品紹介
双生でうまれた悠二郎は、船宿に預けられのびのびと育つ。
サムライとしては規格外の少年となった。
若様の学友になることが決まり、生家の土井家に引き取られる悠二郎
若様も学友も巻き込んで、数々の事件を巻き起こす――
これはとある主従の、熱い友情の物語。
■登場人物
土井悠二郎……双生児として生まれ、里子に出され船宿で自由に育った。
信太郎正篤(泰春院)……藩主(若殿)。体が弱い。
土井勘右衛門……悠二郎の祖父。
土井忠左衛門茂冶……江戸留守役。悠二郎の実父。
かな女……悠二郎の母。
土井松太郎……悠二郎の兄。
仙吉 ……舟宿「舟仙」の主人。悠二郎の養父。
おつね……仙吉の女房。悠二郎の養母。
おみつ……仙吉とおつねの娘。
新泉小太郎----悠二郎と同じ正篤のご学友。
原精一郎……悠二郎の学友。
室井準斎……藩医。
新泉宗十郎……次席家老。
黒板権兵衛……土井家の家士。
渡辺老人 ……土井家家士。
花田 欣弥……藩学校の先生。悠二郎に眼をかけている。
浄松院 ……前藩主。若死にする。
順 子 ……正篤の妻。
清香院……正篤の生母。
勝んべ……悠二郎の喧嘩友達。
熊 ……悠二郎の幼なじみ。
おなつ……悠二郎の子。
勇吉 ……悠二郎の子。
お初 ……悠二郎の子。
■用語集
致仕……チシ・官職を退くこと
無為……ムイ・なにもしないこと。平穏無事なこと。自然に任せた状態。
稀世……世にまれなこと
勾配が早い……判断がはやい
強飯……うるち米をむした飯
家扶……カフ・家務・家計を司ること
連枝……貴人の兄弟姉妹
四万六千日……シマンロクセンニチ・七月十日の観世音菩薩の縁日。四万六千日参詣したほどの功徳をえられるといわれた
早逝……はやく死ぬこと
継嗣……あとつぎ
世嗣……世継ぎ
櫓臍……櫓杭におなじく
展墓……テンボ・墓参り
靖献遺言……セイケンイゲン・江戸前期の思想書。中国の忠臣義士の行状を記した
おっこち……恋に落ちること。情人
浅黄裏……田舎侍。やぼなことのたとえ
深間……フカマ・男女に深い仲
雑踏……ザットウ・人混み
待命……タイメイ・命令のでるまで待っていること
弔問……チョウモン・遺族を訪問して、くやみを述べること
精勤……仕事や学業にまじめに励むこと
嘉賞……ほめること
下賜……くだしたまわること。高貴の人から、たまわること
帷幄……本営
怨嗟……エンサ・うらみ嘆くこと
サムライとしては規格外の少年となった。
若様の学友になることが決まり、生家の土井家に引き取られる悠二郎
若様も学友も巻き込んで、数々の事件を巻き起こす――
これはとある主従の、熱い友情の物語。
■登場人物
土井悠二郎……双生児として生まれ、里子に出され船宿で自由に育った。
信太郎正篤(泰春院)……藩主(若殿)。体が弱い。
土井勘右衛門……悠二郎の祖父。
土井忠左衛門茂冶……江戸留守役。悠二郎の実父。
かな女……悠二郎の母。
土井松太郎……悠二郎の兄。
仙吉 ……舟宿「舟仙」の主人。悠二郎の養父。
おつね……仙吉の女房。悠二郎の養母。
おみつ……仙吉とおつねの娘。
新泉小太郎----悠二郎と同じ正篤のご学友。
原精一郎……悠二郎の学友。
室井準斎……藩医。
新泉宗十郎……次席家老。
黒板権兵衛……土井家の家士。
渡辺老人 ……土井家家士。
花田 欣弥……藩学校の先生。悠二郎に眼をかけている。
浄松院 ……前藩主。若死にする。
順 子 ……正篤の妻。
清香院……正篤の生母。
勝んべ……悠二郎の喧嘩友達。
熊 ……悠二郎の幼なじみ。
おなつ……悠二郎の子。
勇吉 ……悠二郎の子。
お初 ……悠二郎の子。
■用語集
致仕……チシ・官職を退くこと
無為……ムイ・なにもしないこと。平穏無事なこと。自然に任せた状態。
稀世……世にまれなこと
勾配が早い……判断がはやい
強飯……うるち米をむした飯
家扶……カフ・家務・家計を司ること
連枝……貴人の兄弟姉妹
四万六千日……シマンロクセンニチ・七月十日の観世音菩薩の縁日。四万六千日参詣したほどの功徳をえられるといわれた
早逝……はやく死ぬこと
継嗣……あとつぎ
世嗣……世継ぎ
櫓臍……櫓杭におなじく
展墓……テンボ・墓参り
靖献遺言……セイケンイゲン・江戸前期の思想書。中国の忠臣義士の行状を記した
おっこち……恋に落ちること。情人
浅黄裏……田舎侍。やぼなことのたとえ
深間……フカマ・男女に深い仲
雑踏……ザットウ・人混み
待命……タイメイ・命令のでるまで待っていること
弔問……チョウモン・遺族を訪問して、くやみを述べること
精勤……仕事や学業にまじめに励むこと
嘉賞……ほめること
下賜……くだしたまわること。高貴の人から、たまわること
帷幄……本営
怨嗟……エンサ・うらみ嘆くこと
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