作品紹介
昭和15年1月 「富士」掲載作品
■あらすじ
江戸のとある町道場。この道場にやっかいになっている師範代の来馬辰之介は、剣の達人ではあるのだが、仕官の誘いをすべてことわってしまう。道場主の市郎兵衛はこれをおしみ、その原因はなんであるのかを聞き出そうとする。
辰之介には、とある茶碗のことで、旧藩と因縁があったのだ。
■登場人物
来馬 辰之介……抜群の剣の腕を持ち、周囲の信頼も厚い。各藩から仕官のさそいがあるがすべて断ってしまう。旧主、六郷家との間に因縁がある。
金沢市郎兵衛……道場主。
石谷孫左衛門……伊達家、物頭役。
つゆ ……辰之介母。
富田 慶一郎……来馬の友人。
根本 嘉兵衛……本庄藩で、足軽組頭であった侍。
おきぬ ……嘉兵衛の娘。
大河原 蔀 ……本庄藩の家来、辰之介父の切腹の原因となった。
大吉郎 ……大河原の子息。
友田 啓之進……大河原一派
松原 角十郎……大河原一派
蜷川 忠兵衛……大河原一派
野口 公 平……大河原一派
■用語集
主取り(しゅうどり)……主君に召し抱えられること
軽子(かるこ)……荷物を運ぶ人。
献酬(けんしゅう)……酒を飲み交わすこと。
癇癖(かんぺき)……「癇癖が強い」ちょっとしたことでも激しやすい性質。
奸臣(かんしん)……邪悪な心を持った家来
淫酒(いんしゅ)……酒にすさみ溺れること。
秕政(ひせい)……悪い政治
紊乱(びんらん)……秩序、風紀などが乱れること。
■あらすじ
江戸のとある町道場。この道場にやっかいになっている師範代の来馬辰之介は、剣の達人ではあるのだが、仕官の誘いをすべてことわってしまう。道場主の市郎兵衛はこれをおしみ、その原因はなんであるのかを聞き出そうとする。
辰之介には、とある茶碗のことで、旧藩と因縁があったのだ。
■登場人物
来馬 辰之介……抜群の剣の腕を持ち、周囲の信頼も厚い。各藩から仕官のさそいがあるがすべて断ってしまう。旧主、六郷家との間に因縁がある。
金沢市郎兵衛……道場主。
石谷孫左衛門……伊達家、物頭役。
つゆ ……辰之介母。
富田 慶一郎……来馬の友人。
根本 嘉兵衛……本庄藩で、足軽組頭であった侍。
おきぬ ……嘉兵衛の娘。
大河原 蔀 ……本庄藩の家来、辰之介父の切腹の原因となった。
大吉郎 ……大河原の子息。
友田 啓之進……大河原一派
松原 角十郎……大河原一派
蜷川 忠兵衛……大河原一派
野口 公 平……大河原一派
■用語集
主取り(しゅうどり)……主君に召し抱えられること
軽子(かるこ)……荷物を運ぶ人。
献酬(けんしゅう)……酒を飲み交わすこと。
癇癖(かんぺき)……「癇癖が強い」ちょっとしたことでも激しやすい性質。
奸臣(かんしん)……邪悪な心を持った家来
淫酒(いんしゅ)……酒にすさみ溺れること。
秕政(ひせい)……悪い政治
紊乱(びんらん)……秩序、風紀などが乱れること。
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