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聴き放題対象

アリ・ババと40人の泥棒(音で読む小説シリーズ)

著者菊池寛
ナレーター関根明子

再生時間 01:53:21

添付資料 あり(1)

販売開始日 2024/9/6

トラック数 8

購入音源の倍速版 なし(アプリでの倍速再生は可能です)

作品紹介

ポッドキャスト「木村勝英のサウンドミュージアム」にて配信したシリーズ「音で読む小説」から、「アリ・ババと40人の泥棒」をお届けします。
本作品には、語り入りの音源と、語りの入っていないサウンドトラックを続けて収録しています。

昔、ペルシャのある町に二人の兄弟が住んでいました。兄のカシムは金持ちのお嬢さんと結婚して毎日ぶらぶら遊び、弟アリ・ババは貧乏な娘さんと結婚し、毎朝早くからロバを引いて森で木を切って、それを町で売り、その日その日を暮らしています。
ある日、アリ・ババはいつものように森で木を切っていると、遥か遠くで砂煙が舞い上がりました。その砂煙はどんどんこちらの方に近づいて来るのです。馬群です。盗賊たちのようです。アリ・ババは震えながらロバを隠し、すばやく木に登って隠れたのです。盗賊たちはその木の近くに来ると、馬から飛び降りて何やら鞍につけている袋も降ろして運び出したのです。
すると、盗賊の頭らしき者がそばの岩山に上って行って、いきなり「開け〜ごま!」と、唱えたのです。なんと岩山が動き出したのです。大きな地響きを立て、大岩が二つに割れたのです。その中に重そうな扉が見えました。その扉もすうーと開いて行くと、なんと今度は洞穴があらわれたのです。盗賊たちはその洞穴の中に入って行きました。音もなく戸は閉まり、しばらくしてその洞穴の戸が開いて盗賊たちが出て来たのです。


語り入りバージョンの後にサウンドトラックが続きます。この音環境は「ヘッドフォン」又は「オーディオ機器」で聴いて頂くことを推奨します。一層、音場の情景や背景の立体感や臨場感が得られます。

詳しい音声の説明は、PDFファイルでご覧いただけます。

単品では下記3シリーズを1作品ずつご購入いただけます。こちらもぜひご利用ください。

音で読む小説
世界の音風景
音の歳時記

ジャンル

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