作品紹介
1957年(昭和32年)7月 『オール読物』
平安朝を舞台にした滑稽物です。
■登場人物
在原ノ伸道……惟高の秘書官。こむろに惚れている。
池ノ上惟高……郡の小領。深く仏教に帰依している。
物注 満柄……郡の大領。欲深の現実主義者。
こ む ろ……惟高の娘。好奇心旺盛で満柄に関心がある。
秦ノ 安秋……大領の秘書官。こむろに惚れている。
し び 八……満柄の供。
早竹(竹念坊)……詐欺師。高野山の塔頭「拈華院」の僧を自称する。
勝魚(勝念坊)……詐欺師。高野山の塔頭「拈華院」の僧を自称する。
浮 藻 ……都の白拍子。
池ノ上惟康……惟高の亡き父。
■用語集
狩衣……カリギヌ・平安時代以降の公家の普段着。
行厨……コウチュウ・弁当
雑人……ゾウニン・身分の低い者。 召使いや、一般の庶民のこと。
行幸……ミユキ・天皇の外出のこと
物忌……モノイミ・公事、神事などにあたって、一定期間飲食や行動を慎み、不浄を避けること
袍……ホウ・わたいれ。 ぬのこ。
雑色……ゾウシキ・武家・寺院などで走り使いなどの雑役に従事した下男。
堵列……トレツ・人が垣根のようにならび立つこと。
臨幸……リンコウ・天皇がお出かけになること。
鳳輿……ホウヨ・天皇のこし
誦経……ズキョウ・経文を声を出してそらんじ読むこと。
平安朝を舞台にした滑稽物です。
■登場人物
在原ノ伸道……惟高の秘書官。こむろに惚れている。
池ノ上惟高……郡の小領。深く仏教に帰依している。
物注 満柄……郡の大領。欲深の現実主義者。
こ む ろ……惟高の娘。好奇心旺盛で満柄に関心がある。
秦ノ 安秋……大領の秘書官。こむろに惚れている。
し び 八……満柄の供。
早竹(竹念坊)……詐欺師。高野山の塔頭「拈華院」の僧を自称する。
勝魚(勝念坊)……詐欺師。高野山の塔頭「拈華院」の僧を自称する。
浮 藻 ……都の白拍子。
池ノ上惟康……惟高の亡き父。
■用語集
狩衣……カリギヌ・平安時代以降の公家の普段着。
行厨……コウチュウ・弁当
雑人……ゾウニン・身分の低い者。 召使いや、一般の庶民のこと。
行幸……ミユキ・天皇の外出のこと
物忌……モノイミ・公事、神事などにあたって、一定期間飲食や行動を慎み、不浄を避けること
袍……ホウ・わたいれ。 ぬのこ。
雑色……ゾウシキ・武家・寺院などで走り使いなどの雑役に従事した下男。
堵列……トレツ・人が垣根のようにならび立つこと。
臨幸……リンコウ・天皇がお出かけになること。
鳳輿……ホウヨ・天皇のこし
誦経……ズキョウ・経文を声を出してそらんじ読むこと。
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