朝、起きられない病~起立性調節障害と栄養の関係

出版社 光文社

ナレーター西村不二人

再生時間 07:40:04

添付資料 あり(31)

出版日 2023/9/13

販売開始日 2024/6/13

トラック数 24

購入音源の倍速版 なし(アプリでの倍速再生は可能です)

作品紹介

「怠け者」ではない――

「だるい」「頭が痛い」「吐き気がする」……
多くの子どもたちが悩む思春期の不調

その根本原因に迫る!

*不登校児の3~4割が罹患!

【内 容】

「朝起きられない」「だるさや吐き気、頭痛で体が動かない」
という主訴を持つ起立性調節障害。
軽症例を含めた推定患者数は約百万人。
中高生の1割を占め、悩んでいる親子は多い。
午後になるにつれ元気になるため、「怠けている」などと言われることも。
治療法も明確でなく、適切な対応がされないことで、
不登校・引きこもりへの入り口にもなっている。

小児科医・スポーツドクターである著者は、
起立性調節障害を栄養の観点から治療することで、目覚ましい改善の実績を持つ。
鉄などのミネラルとタンパク質が極端に不足しているケースがほとんどで、
特にこれらの栄養が必要な二次性徴期に起立性調節障害を起こしやすい。
本書では青年期までの発達に必要な栄養や、運動との関係、周囲の働きかけなどについて、
実際の症例を交えながら解説する。

【目 次】

はじめに

第1章 「起立性調節障害」という病

(1)「朝、起きられない」の意外な原因
(2)起立性調節障害とはどんな病気か?
(3)治療の現状

第2章 「起立性調節障害」の栄養療法

第3章 栄養療法で起立性調節障害が改善した症例

【症例1】質的栄養失調から吐き気をもよおしていた小学生Aさん(11歳・女児)
【症例2】貧血がきっかけで起立性調節障害になったBさん(15歳・女子生徒)
【症例3】同じ食生活から、そろって「初潮をきっかけにキレる」ようになった
     Cさん・Dさん姉妹(小学5年生+小学3年生・女児)
【症例4】「内服なし」の治療を目指して難治となったEさん(17歳・女子生徒)
【症例5】胃腸の弱さから質的栄養失調、そして不登校になったFくん(17歳・男子生徒)
【症例6】「隠れビタミンB不足+新型コロナ感染」でガス欠になったGくん(12歳・男児)
……ほか 

おわりに

◇推薦のことば
◇主要参考文献


【著者プロフィール】

今西康次(いまにしやすつぐ)

1961年京都府生まれ。じねんこどもクリニック(沖縄県沖縄市)院長。
日本小児科学会専門医、日本スポーツ協会公認スポーツドクター、
日本プライマリ・ケア連合学会指導医、ICD(感染症制御医師)。
洛南高等学校、名古屋大学理学部地球科学科卒業後、電通国際情報サービスにエンジニアとして勤務。
長女を心臓病で亡くしたことをきっかけに35歳で大分医科大学(現大分大学医学部)入学。
卒業後、中部徳洲会病院初期研修医、聖路加国際病院小児科チーフレジデント、
南部徳洲会病院小児科部長を経て開院。
一般小児科診療に加え、食事栄養療法を中心にした発達障害診療に注力。
マラソンはサブ4、自然と自然科学をこよなく愛し、やんばるで農場も営む4児の父。
著書に『ダイエット外来の減量ノート』(筑摩書房)、共著に『体、知能がグングン育つ離乳食』(エクスナレッジ)など。

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