作品紹介
■あらすじ
増長天王と呼ばれるほど傲慢だが、将軍様にも名の通じた陶工久米一の最期の大仕事。
増長天王が、娘と婿(になるべき男)、その作品にこめたものとは?
名作です。
■登場人物
久米一……増長天王とあだなされる、肥前の名陶工。
棗……なつめ。久米一の娘。
兆二郎……絵描座の若者。棗と恋仲になる。
鈴木杢之進……肥前鍋島家の山目付。
百助……窯焚き。腕はいいが、屈折している。
刈谷頼母……鍋島家の奥用人
◆用語集
地息……じいき・地面から立ち上る水蒸気
西行……元は鳥羽天皇に仕えた武士だったが、若くして出家。新古今和歌集にもっとも多くの歌が収められた。
芭蕉……江戸時代前期の俳諧師。
粉黛……フンタイ・おしろいとまゆずみ。
脂粉……シフン・おしろいとまゆずみ。
傲倨……ゴウキョ・おごりたかぶる。
彫琢……チョウタク・宝石などを、きざみ磨くこと。比喩的に、文章を磨くこと。
仁清……江戸時代前期の陶工である。通称:清右衛門
柿右衛門……江戸時代、肥前国(佐賀県)有田の陶芸家、および代々その子孫が襲名する名称。
枯淡……コタン・人柄・作品などで、俗っぽさや欲気がなく、あっさりとしている中に深い味わいを感じさせること。
御感……ギョカン・感ずること、ほめることの尊敬語。特に天子について言う。
鏤心……ルシン・彫心鏤骨。心に彫りつけ骨にちりばめること。非常に苦心すること。また、詩文などを苦心してみがきあげること。
一埓……イチラツ・一区切り
懸想……ケソウ・異性に思いをかけること。
燐火……リンカ・人魂 。鬼火。狐火
五更……ゴコウ・一夜の、昔の五区分法。ほぼ午後七時から二時間ずつに区分した。午前三時〜五時までの間
飛縄……ヒジョウ・捕り縄。
荷役……ニヤク・船荷の上げ下ろしをすること。また、それをする人
増長天王と呼ばれるほど傲慢だが、将軍様にも名の通じた陶工久米一の最期の大仕事。
増長天王が、娘と婿(になるべき男)、その作品にこめたものとは?
名作です。
■登場人物
久米一……増長天王とあだなされる、肥前の名陶工。
棗……なつめ。久米一の娘。
兆二郎……絵描座の若者。棗と恋仲になる。
鈴木杢之進……肥前鍋島家の山目付。
百助……窯焚き。腕はいいが、屈折している。
刈谷頼母……鍋島家の奥用人
◆用語集
地息……じいき・地面から立ち上る水蒸気
西行……元は鳥羽天皇に仕えた武士だったが、若くして出家。新古今和歌集にもっとも多くの歌が収められた。
芭蕉……江戸時代前期の俳諧師。
粉黛……フンタイ・おしろいとまゆずみ。
脂粉……シフン・おしろいとまゆずみ。
傲倨……ゴウキョ・おごりたかぶる。
彫琢……チョウタク・宝石などを、きざみ磨くこと。比喩的に、文章を磨くこと。
仁清……江戸時代前期の陶工である。通称:清右衛門
柿右衛門……江戸時代、肥前国(佐賀県)有田の陶芸家、および代々その子孫が襲名する名称。
枯淡……コタン・人柄・作品などで、俗っぽさや欲気がなく、あっさりとしている中に深い味わいを感じさせること。
御感……ギョカン・感ずること、ほめることの尊敬語。特に天子について言う。
鏤心……ルシン・彫心鏤骨。心に彫りつけ骨にちりばめること。非常に苦心すること。また、詩文などを苦心してみがきあげること。
一埓……イチラツ・一区切り
懸想……ケソウ・異性に思いをかけること。
燐火……リンカ・人魂 。鬼火。狐火
五更……ゴコウ・一夜の、昔の五区分法。ほぼ午後七時から二時間ずつに区分した。午前三時〜五時までの間
飛縄……ヒジョウ・捕り縄。
荷役……ニヤク・船荷の上げ下ろしをすること。また、それをする人
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