作品紹介
わたし(比呂)は、筝の師匠、倉田慶介との仲を引き裂いたと誤解され、斐名子より解雇を申し渡される。家を追い出されたわたしは、駅前の旅館で、マリーさんと再会。お納戸の指輪を盗んだのは、マリーさんにちがいないという姉妹の言い分を思い出しながら、マリーさんに同情したわたしは、旅館の自分の部屋に招く。兵庫県は姫路生まれだというマリーさんには、潮という妹がいて、姉妹の母親の神津榛名様と幼馴染じみだったと知る。その夜、二人が寝入ったところで、珠江が事故にあったという知らせが入る。
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