《日本古典への招待》万葉集講座 第七回 高橋虫麻呂
ナレーター多田一臣
再生時間 01:11:46
添付資料 なし
販売開始日 2024/3/8
トラック数 1
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作品紹介
【講義内容】
柿本人麻呂が長歌の様式を完成させた後、長歌の表現は、人麻呂の亜流であるところから、なかなか抜け出せませんでした。そこに、新たな風を送り込んだのが高橋虫麻呂です。虫麻呂は、旅と伝説の歌人と評されますが、とりわけ伝説を歌った歌に大きな特徴を持ちます。歌の内部に語り手を設定し、平安時代の物語文学の草子地を思わせるような手法で、伝説の世界を歌い上げています。真間手児名の歌、葦屋のうなひ娘子を歌った歌などを取り上げます。
【講師】
多田一臣 ただ・かずおみ(国文学者・東京大学名誉教授)
東京大学大学院修了。博士(文学)。千葉大学助教授、東京大学教授、放送大学客員教授、二松学舎大学特別招聘教授等を歴任。日本古代文学、日本古代文化論専攻。
著書に、『日本霊異記』(全3冊、ちくま学芸文庫)、『万葉集全解』(全7冊、筑摩書房)、『古代文学の世界像』(岩波書店)、『柿本人麻呂』(人物叢書、吉川弘文館)、『古事記私解III』(花鳥社)、『万葉樵話』(筑摩書房)などがある。古代の人びとの背後にある世界像の追求と表現史の構築とを目指す。
※本作はJPカルチャー・オンラインにて映像配信中の同講座をオーディオ化したものです。
映像で学びたい方はこちら↓
https://jpculture.stores.jp/?category_id=61ff30ac110dda63670d66c0
柿本人麻呂が長歌の様式を完成させた後、長歌の表現は、人麻呂の亜流であるところから、なかなか抜け出せませんでした。そこに、新たな風を送り込んだのが高橋虫麻呂です。虫麻呂は、旅と伝説の歌人と評されますが、とりわけ伝説を歌った歌に大きな特徴を持ちます。歌の内部に語り手を設定し、平安時代の物語文学の草子地を思わせるような手法で、伝説の世界を歌い上げています。真間手児名の歌、葦屋のうなひ娘子を歌った歌などを取り上げます。
【講師】
多田一臣 ただ・かずおみ(国文学者・東京大学名誉教授)
東京大学大学院修了。博士(文学)。千葉大学助教授、東京大学教授、放送大学客員教授、二松学舎大学特別招聘教授等を歴任。日本古代文学、日本古代文化論専攻。
著書に、『日本霊異記』(全3冊、ちくま学芸文庫)、『万葉集全解』(全7冊、筑摩書房)、『古代文学の世界像』(岩波書店)、『柿本人麻呂』(人物叢書、吉川弘文館)、『古事記私解III』(花鳥社)、『万葉樵話』(筑摩書房)などがある。古代の人びとの背後にある世界像の追求と表現史の構築とを目指す。
※本作はJPカルチャー・オンラインにて映像配信中の同講座をオーディオ化したものです。
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