日銀の責任 低金利日本からの脱却

出版社 PHP研究所

ナレーター西村不二人

再生時間 09:25:21

添付資料 あり(40)

出版日 2023/4/27

販売開始日 2024/3/21

トラック数 27

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作品紹介

★発売即重版!
★2刷2.2万部突破!

◆なぜ異次元緩和は失敗したか。検証なしに日本は前に進めない!
◇日銀・政府の歩みを総括する日本経済論の集大成!

2013年4月に始まった日本銀行による異次元の金融緩和政策。
しかしその後10年で日本経済は活性化するどころか、国際的地位を著しく下げた。
さらに、2022年の物価高騰と円安は消費者や零細企業を直撃したが、
実質賃金は上がらず、人びとの生活は苦しいままだ。

状況打破のためには金融緩和政策を見直す必要があるが、
日銀は2022年12月まで金融政策を見直そうとせず、いまも転換を明言していない。

本書では日本がこのような苦境に陥った真因を検証し、
「失われた30年」から脱却するための道筋を明らかにする。
異次元緩和はなぜ目標を達成できなかったのか、物価上昇率は適切な目標だったのか、
未来に向けて、日銀が果たすべき使命を考える。

【本書の目次(項目一部抜粋)】

第1章 ここまで弱くなった日本経済
〇日本企業はアフリカやモンゴルの企業と同列
〇時価総額の世界トップ100社に、アメリカは62社、日本は1社だけ
〇新しい資本主義の前に、30年前の活力を取り戻せ

第2章 円安に襲われた日本の惨状
〇円安が引き起こした物価高騰
〇製造業では、大企業以外は、コスト増を転嫁できず
〇物価高騰の犠牲者は、消費者と零細企業

第3章 30年間の円安政策が日本を弱くした
〇円安が日本病の根本原因
〇成長率の低下の原因は、バブル崩壊ではない
〇アメリカは経常赤字を続けられるが、日本はできない

第4章 異次元緩和の本当の目的は何だったのか?
〇「フィリップス・カーブの死」は分かっていたはずだが……
〇異次元緩和の本当の目的は、低金利と円安だった
〇MMT(現代貨幣理論)は、やはりインフレで破綻した

第5章 急激な円安はなぜ起きたのか?
〇輸入物価上昇の約半分は、円安による
〇日銀は金利を引き上げる必要がある
〇資産防衛のために外貨預金をするのは正解か?

第6章 矛盾だらけの経済政策
〇政府がブレーキをかけ、日銀がアクセルを踏む
〇消費者物価指数が「ウソ」をつく
〇償還期間延長は、国債増発で防衛費増を賄うのと同じ

第7章 行き詰まった異次元緩和
〇市場金利が日銀の設定した上限を超えるという異常事態
〇日銀は大量の国債購入に追い込まれる
〇日銀納付金がなくなるので、国民負担が増加

第8章 日本経済は新しい段階へ
〇マイナス金利時代は終わった――ただし日本を除いて
〇物価高騰はいずれ収まるが、基本問題は未解決
〇春闘賃上げ率3%でも、経済全体の実質賃金は大幅減

第9章 新しい金融政策を日本再生の第一歩に
〇長期金利のコントロールをやめ、市場機能を復活させよ
〇低金利は、非効率な投資を許容し、経済を弱体化させる
〇壊れてしまった国債市場の再建が、日銀新体制の最重要課題

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