作品紹介
少子高齢化と長寿化の進行は、人生100年時代と呼ばれる環境の変化をもたらした。労働力調査によれば、2021年の労働力人口は日本の職場の3割以上が55歳以上の労働者で占められていることを示している。だが、これまで日本ではシニアの働き方に対して組織側の施策に焦点があたることが多く、個人の働き方としてどのような戦略をとるべきかについて論じられてこなかった。また「定年後の生き方」を解説するものは多いが、継続して働き続ける方法を解説したものは少ない。「定年前と定年後」をどう働くのか――。ここでの働き方に「人生でもっとも充実した幸福な時期を実現する可能性がある」と説く著者による、これまでにない一冊。
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