作品紹介
1941年(昭和16年)8月 『譚海』掲載作品
船大工長崎屋の跡取りとして生まれた万太郎は、新しい舟の工夫にうちこむあまり、お江戸でも屈指の店の家産をくいつぶしてしまう。それでも発明をやめようとしない万太郎だが、ある晩に身投げをしようとする娘を救い、一緒に暮らすことになった。
船造りに情熱をもやす青年の生き様を描いた、山本周五郎の傑作短編です。
■登場人物
万太郎……万助の子。
お雪……庄左衛門の娘。万太郎の許婚。
おすえ……農民の娘。身投げするが、万太郎に助けられる。
仁兵衛……冬木河岸の頭梁。万太郎の後見。
万助……舟大工「長崎屋」の主人。
庄左衛門……廻船問屋「佐野屋」の主人。
平吉……仁兵衛の伜。
■用語集
転舵……テンダ
閑寂……カンジャク・ひっそりとして落ち着いていること
船大工長崎屋の跡取りとして生まれた万太郎は、新しい舟の工夫にうちこむあまり、お江戸でも屈指の店の家産をくいつぶしてしまう。それでも発明をやめようとしない万太郎だが、ある晩に身投げをしようとする娘を救い、一緒に暮らすことになった。
船造りに情熱をもやす青年の生き様を描いた、山本周五郎の傑作短編です。
■登場人物
万太郎……万助の子。
お雪……庄左衛門の娘。万太郎の許婚。
おすえ……農民の娘。身投げするが、万太郎に助けられる。
仁兵衛……冬木河岸の頭梁。万太郎の後見。
万助……舟大工「長崎屋」の主人。
庄左衛門……廻船問屋「佐野屋」の主人。
平吉……仁兵衛の伜。
■用語集
転舵……テンダ
閑寂……カンジャク・ひっそりとして落ち着いていること
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